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ガウフのシューズにキッズモデルが登場。デザインしたのは9歳の弟!

2022年「全仏オープン」でのガウフ

元世界ランキング4位のココ・ガウフ(アメリカ)が昨年発表したテニスシューズに新たにキッズモデルが登場し、そのデザインを9歳の弟が担当したことがわかった。WTA(女子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

18歳のガウフは昨年、“Coco CG1”という初のシグネチャーモデルをスポンサーのニューバランスから発表した。公式オンラインショップによれば、このモデルは最先端の技術と1990年代のテイスト、ガウフ個人のスタイルを融合させたという。爪先部分には「ラケットで世界を変えることができる」という、ガウフの父親の言葉が刻まれている。そして、ニューバランスがブランド初となるキッズ用のテニスシューズを発売するにあたり、絵を描くのが大好きだという弟のキャメロンくんのデザインが採用されることになった。

きっかけは、キャメロンくんがプロダクトデザイナーからCoco CG1の塗り絵がついた「スニーカーの作り方」という冊子をもらったこと。数週間後にいくつものデザインを完成させたキャメロンくんがそれらをニューバランスに送ったところ、そのうちの一つが商品化されることになったのだ。ガウフは弟の反応について、「すごく興奮していたわ。あの子はまだ幼いけど、メーカー側の対応を見て何が起きるか察したんだと思う」と話している。

爽やかな青をベースに黄緑やオレンジがアクセントになっているこのキッズモデルはすでに販売されている。正式名は“Kid’s Coco CG1”だが、ガウフは弟の名前を冠して“Cam Bams CG1”として自身のInstagramで紹介し、デザインの元となったキャメロンくんの塗り絵も披露している。

「(デザインのインスピレーションについて)聞いてみたら、“その時感じたまま”と言っていたわ。子どもってそういうところがいいわよね。成長するにつれて余計なことを考えてしまうから。それに比べて子どもは自分の直感を信じていて、弟もきっとそうなんだわ。この色の組み合わせがクールだと感じたそうよ」とガウフは話している。また、自分がデザインしたシューズを毎日のように履いているというキャメロンくんについては、「きっとクラスメイトに自慢しているに違いないわ」と笑いながらコメントした。

第6シードとして「WTA1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月8日~3月19日/ハードコート)に出場するガウフは1回戦を免除され、初戦となる2回戦で予選勝者の世界90位クリスティーナ・ブクサ(スペイン)と対戦する。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2022年「全仏オープン」でのガウフ
(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)

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