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アカプルコでダニエル太郎に敗れたルード、未発表のスケジュール変更を会見でうっかり漏らす？【動画アリ】
世界ランキング4位のキャスパー・ルード（ノルウェー）は「ATP500 アカプルコ」の2回戦で、その時は世界ランキング125位だった予選勝者のダニエル太郎（日本）に痛恨の黒星。試合後のルードの記者会見は、最後の数秒間で奇妙な流れを辿った。米テニスメディアBaselineなどが報じている。
会見でルードは、「ATP250 ロス・カボス」の開催時期が現在の8月から来シーズンは2月に移動することを匂わせたが、まだ公式発表されていない2024年のスケジュール変更を暴露してしまったようだ。
アカプルコ大会のトップシードでありながらダニエルとの約3時間に及んだ激闘の末に早期敗退となってしまったルードは、同大会は変わらず好きな大会であると語り、来年はもっとメキシコでの大会に出場するかもしれないと述べた。「すごく応援してもらえていると感じるし、もちろんまた戻って来たい。来年のスケジュールがどうなるかによるけれど、選択肢の一つだ」
そしてルードはこう続けた。「それに僕の勘違いでなければ、来年はアカプルコの前か後の週にロス・カボスの大会が行われると思う。両方に出場するという選択肢もあるし、どうなるだろうね。でもまたメキシコを訪れることは楽しみにしているよ」
ロス・カボス大会は「全米オープン」前哨戦の一つとして夏に行われてきており、2月の中南米でのゴールデン・スウィングと統合しようという動きがあるのであれば、大きな変更となる。だが、どうやら選手たちの間では既に話が出回っていたらしい。
記者会見が突如終了した段階で、ルードはちょっとしたヘマをやらかしたことに気付いたようだ。
「何かまずいことを言ったかな？」とルードは尋ね、大げさな表情を作りながら謝罪した。「ああ、そうか。すまない。これでもうわかったね！」
この知らせが公式なものとなる時には、グランドスラムで2度の決勝進出を果たしているルードがその発表役を任される姿を見たいものだ。
（WOWOWテニスワールド編集部）
※写真は2020年「全豪オープン」でのルード
（Photo by Ryan Pierse/ATP Tour/ATP Tour via Getty Images）
