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元全米オープン準優勝者のキーズと世界443位フラタンジェロが婚約を発表!

2022年「全豪オープン」でのキーズ

女子テニス世界ランキング20位のマディソン・キーズ(アメリカ)と、男子世界443位のビヨン・フラタンジェロ(アメリカ)が、婚約を発表した。WTA(女子テニス協会)公式ウェブサイトほか複数メディアが伝えている。

キーズとフラタンジェロはそれぞれのInstagramで婚約を報告。投稿された写真では左下から差し出されたフラタンジェロの大きな手を、キーズの手が上から軽く握っており、その左薬指には大きなエンゲージリングが光り輝いている。

キャプションには「永遠に」と綴られ、銀色のハートの絵文字が添えられている。

28歳のキーズと29歳のフラタンジェロは、キーズが「全米オープン」の決勝に進出した2017年から交際している。フラタンジェロは2011年に「全仏オープン」ジュニアで優勝し、ジュニア男子シングルスで世界2位と素晴らしい成績を残した後プロに転向。2016年に自己最高の世界99位となりトップ100入りを果たした。

一方のキーズは先述の「全米オープン」準優勝のほか、「全豪オープン」で2度、「全仏オープン」で一度ベスト4に進出。「ウィンブルドン」でも一度ベスト8入りを果たしており、キャリアハイは2016年10月の世界7位だ。

二人は混合ダブルスのペアとして過去2回「全米オープン」に出場。2021年にキーズはフラタンジェロとプレーすることについて次のように語った。

「彼の説得に根負けしたの。私はすごく緊張してしまうし、必死になってしまうっていつも言ってきた。でも彼がある日、“ただ楽しもう”って言ってくれて。一緒にプレーできてとても満足よ。コートで共に時間を過ごせたことは、これからもきっと思い出に残るわ」

婚約報告を受けて、様々な選手が反応。キーズとのダブルスを最後に先日現役を引退したサーニャ・ミルザ(インド)、元全仏女王のバーボラ・クレイチコバ(チェコ)、ドナ・ベキッチ(クロアチア)、元世界女王カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)、レジェンドのビリー・ジーン・キングらが二人を祝福。

二人をよく知るアメリカ人選手たちも次々とコメントを投稿。スローン・スティーブンス(アメリカ)は「やった!!!!!!!!!!!!!!!!!私たちは結婚します!!!!!!!!!!!」とダイアモンドの指輪の絵文字を6つも添えて二人の言葉を代弁。フランシス・ティアフォー(アメリカ)は「その指輪はすごいな」と感嘆した。ジェシカ・ペグラ(アメリカ)、ココ・ガウフ(アメリカ)、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)、デズレイ・クラブチェク(アメリカ)らもお祝いの言葉を贈っている。

プロテニス選手同士の夫婦と言えば、ともにレジェンドのシュテフィ・グラフ(ドイツ)とアンドレ・アガシ(アメリカ)夫妻、昨年引退したロジャー・フェデラー(スイス)とミルカさん夫妻、頻繁に仲の良い家族写真を投稿しているファビオ・フォニーニ(イタリア)とフラビア・ペンネッタ(イタリア)夫妻、昨秋第一子を授かったガエル・モンフィス(フランス)とエレナ・スビトリーナ(ウクライナ)夫妻、愛犬トーフが結婚式でリングボーイを務めたダリア・サビル(オーストラリア)とルーク・サビル(オーストラリア)夫妻などがいる。キーズとフラタンジェロも、彼らのように仲の良い夫婦となることだろう。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2022年「全豪オープン」でのキーズ
(Photo by Robert Prange/Getty Images)

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