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FILAが「テニスウェア50周年」をインディアンウェルズで祝う

FILAのウェアを着た「ATP250 ヒューストン」でのライリー・オペルカ(左)とジョン・イズナー

かつては質の高い下着によって名を馳せた、1世紀の歴史を持つイタリアのブランドFILAは、1970年代にテニスの代名詞となった。初めてスポーツウェアの世界に進出するにあたって、FILAは当時成長株であったビヨン・ボルグ(スウェーデン)と契約を結び、瞬く間にテニス界のもっとも歴史的な瞬間における自社の立場を固めた。

FILAは、このように語り継がれる歴史の全てを、今年の「ATP/WTA1000 インディアンウェルズ」に合わせた現地での一連の催しで祝う。例えば、会場であるインディアンウェルズ・テニスガーデンにある同社の売り場内では、インタラクティブな店内展示が計画されている。この展示は、同社の伝統とテニス界のファッションの進化の両方を紹介するものとなる。米テニスメディアBaselineが報じている。

この催しのために、過去に発表されたウェアの保管品や小物などが、イタリアのビエッラにあるFILA博物館から南カリフォルニアに輸送され、客は買い物をしながらこれらの品を見ることができる。

また、この大会でウェアとシューズの公式提供者となっているFILAは、インディアンウェルズで新しい「タイブレーカー・コレクション」を発表する予定だ。同社がスポンサーを務めるバーボラ・クレイチコバ(チェコ)やジョン・イズナー(アメリカ)を含む男女選手らは、サンシャイン・スイングと呼ばれる「ATP/WTA1000 インディアンウェルズ」と「ATP/WTA1000 マイアミ」で、このコレクションのウェアを身に着ける。

FILAはさらに、3月11日(土)に「テニストーク」の特別版として行われる「テニス界での50年」と題されたパネルディスカッションにも、他のブランドや組織と共に参加する予定だ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真はFILAのウェアを着た「ATP250 ヒューストン」でのライリー・オペルカ(左)とジョン・イズナー
(Photo by Ken Murray/Icon Sportswire via Getty Images)

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