• 【実際の写真】微笑み合うクレイチコバとシフィオンテク

• 【実際の写真】トロフィーを手に笑顔を見せるジョルジ

先週開催された「WTA1000 ドバイ」（アラブ首長国連邦・ドバイ／2月19日～2月25日／ハードコート）では、第1シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）を抑え、ノーシードのバーボラ・クレイチコバ（チェコ）がシーズン初タイトルを獲得。5人のシード選手を打ち破り、14ランクアップの16位に浮上した。準優勝のシフィオンテクは2週連続優勝とはいかなかったものの、決勝までの3試合すべてでストレート勝ちを収めている。

同大会ベスト4に進出した第3シードのジェシカ・ペグラ（アメリカ）と第5シードのココ・ガウフ（アメリカ）は順位をキープしつつ、ポイント数を伸ばした。また、第14シードのリュドミラ・サムソノワ（ロシア）は3回戦でシフィオンテクに敗れるも、12位とキャリアハイを更新している。

同じく先週開催された「WTA250 メリダ」（メキシコ・メリダ／2月20日～2月26日／ハードコート）では、ノーシードのカミラ・ジョルジ（イタリア）が優勝。これにより一気に22アップし 46位まで順位を上げた。決勝で対戦したレベッカ・ピーターソン（スウェーデン）は予選から勝ち上がって準優勝となり、41アップの99位に浮上して昨年9月以来のトップ100圏内に戻ってきた。

準決勝でジョルジに敗れた第4シードのカテリーナ・シニアコバ（チェコ）は2ランクアップの45位。同じく準決勝で敗れたノーシードのケイティ・マクナリー（アメリカ）は17アップし、キャリアハイとなる75位をマークした。

日本人選手では、「WTA250 オースティン」予選2回戦で敗れた日比野菜緒（日本／ブラス）が1ダウンの139位。ツアーに参加していなかった二人、内島萌夏（日本／安藤証券）は8ダウンの131位となった一方、本玉真唯（日本／島津製作所）は4アップで1ヶ月半ぶりにトップ200に返り咲いた（198位）。妊娠のため現在ツアーから離脱している大坂なおみ（日本／フリー）も、前週から2アップし64位となった。

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【2月27日付最新WTAランキング】
順位（前週） 名前（国籍） ポイント

1. ← (1) イガ・シフィオンテク（ポーランド）　10,585
2. ← (2) アリーナ・サバレンカ（ベラルーシ）　6,100
3. ← (3) ジェシカ・ペグラ（アメリカ）　5,495
4. ← (4) オンス・ジャバー（チュニジア）　4,921
5. ← (5) カロリーヌ・ガルシア（フランス）　4,835
6. ← (6) ココ・ガウフ（アメリカ）　4,251
7. ← (7) マリア・サカーリ（ギリシャ）　3,451
8. ← (8) ダリア・カサキナ（ロシア）　3,375
9. ← (9) ベリンダ・ベンチッチ（スイス）　3,360
10. ← (10) エレナ・ルバキナ（カザフスタン）　2,935
11. ← (11) ベロニカ・クデルメトワ（ロシア）　2,620
12. ↑ (13) リュドミラ・サムソノワ（ロシア）　2,301
13. ↓ (12) ベアトリス・アダッド マイア（ブラジル）　2,256
14. ← (14) ビクトリア・アザレンカ（ベラルーシ）　2,237
15. ← (15) ペトラ・クビトバ（チェコ）　2,227
16. ↑ (30) バーボラ・クレイチコバ（チェコ）　2,205
17. ↑ (18) カロリーナ・プリスコバ（チェコ）　2,045
18. ↓ (16) エカテリーナ・アレクサンドロワ（ロシア）　2,030
19. ↓ (17) シモナ・ハレプ（ルーマニア）　1,955
20. ↑ (23) マディソン・キーズ（アメリカ）　1,857
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45. ↑ (47) カテリーナ・シニアコバ（チェコ）　1,164

46. ↑ (68) カミラ・ジョルジ（イタリア）　1,144

64. ↑ (66) 大坂なおみ（日本／フリー）　882

75. ↑ (92) ケイティ・マクナリー（アメリカ）　803

99. ↑ (140) レベッカ・ピーターソン（スウェーデン）　659

131. ↓ (123) 内島萌夏（日本／安藤証券）　506

139. ↓ (138) 日比野菜緒（日本／ブラス）　472

198. ↑ (202) 本玉真唯（日本／島津製作所）　328

（WOWOWテニスワールド編集部）

※写真は2020年「パレルモ・オープン」でのジョルジ
(Photo by Tullio Puglia/Getty Images)