妊娠を公表して以来初めて、テニスの元世界女王である大坂なおみ(日本/フリー)がテニスコートに登場。大坂はテニスレジェンドであるアンドレ・アガシ(アメリカ)とシュテフィ・グラフ(ドイツ)夫妻と、アガシの元コーチであるブラッド・ギルバート氏らと一緒だった。スポーツウェブメディアSportkeedaが報じている。
大坂は今年1月に、第一子を妊娠中であることをSNSで明かした。それは彼女が「全豪オープン」を欠場することがわかったわずか一週間後で、欠場にがっかりしていた多くのファンは、その理由がおめでたいものであったことを喜んだ。それ以後、大坂はあまり公の場に姿を現していないが、アメリカのプロフットボールの決勝戦であるスーパーボウルには、主にハーフタイムに行われたリアーナのショーを見るために観戦に訪れたことをSNSでシェアした。
そして昨日の日曜日、Twitterにテニスコート上の大坂とアガシ&グラフ夫妻の写真が浮上。3人が互いにテニスボールを打ち合ったのかどうかは、不明のままだ。
若い頃からテニスの才能で注目されてきた大坂は、グラフとも比較されてきた。グラフは現役中に22度グランドスラムで優勝している。25歳の大坂はこれまでに4度グランドスラムを制覇。日本人選手として初めてグランドスラムシングルスのチャンピオンになった。
大坂は妊娠を発表するとともに、2024年の「全豪オープン」には出場するつもりであることも明かし、ファンを歓喜させた。子どもの超音波の画像に添えて、大坂は以下のように綴っている。「人生は非常に短いと認識し当たり前と思わずに毎日が新たな挑戦と喜びです。将来に向けて沢山楽しみな事があります。それらの一つには自分の子供が私の試合を見て、「あれが私のママ」と誰かに言うことです(笑)2023年は私にとって色々勉強する年となります。来年明けから皆さんに会えることを期待してます、2024年の全豪には出場しますので。永遠に愛してます」
この投稿にたくさんのファンや、世界女王イガ・シフィオンテク(ポーランド)やオンス・ジャバー(チュニジア)、テニスレジェンドのビリー・ジーン・キング(アメリカ)やキム・クライシュテルス(ベルギー)らがお祝いの言葉を寄せている。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真は2021年「全豪オープン」での大坂なおみ
(Photo by Andy Cheung/Getty Images)