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元世界女王プリスコバ、同性愛者であることを明かした自国のサッカー選手ヤンクトに「リスペクト！」
テニスの元世界女王カロリーナ・プリスコバ（チェコ）が、同性愛者であることを公表した自国のスターサッカー選手ヤクブ・ヤンクトをサポートするツイートをした。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じている。
現在スペインのヘタフェCFからチェコのACスパルタ・プラハにレンタル移籍しているヤンクトは、SNSに投稿した動画で同性愛者であることを公表。27歳のミッドフィールダーであるヤンクトは、2021年にカミングアウトしたアデレード・ユナイテッドのジョシュア・カヴァッロや、2022年に自身の性的志向を明かしたブラックプールFCのジェイク・ダニエルズらの後に続いたことになる。
ヤンクトの勇気ある行動は世界中のアスリートを触発するであろうし、プリスコバがサポートを公言したことはよりインクルーシブな社会をつくるための助けとなるだろう。プリスコバはTwitterでヤンクトが話す動画を引用し、「リスペクト！すべてうまくいきますように」と綴り、握りこぶしの絵文字、loveforall（みんなに愛を）のハッシュタグ、レインボーの絵文字を添えた。
スペインのサッカー1部リーグであるラ・リーガで同性愛者であることを公表したのはヤンクトが初めてだ。ヤンクトは動画の中でこう語っている。「誰もと同じように、私には強味がある。弱味がある。家族がいる。友人がいる。仕事がある、その仕事に何年も真剣に、プロ意識と情熱をもってベストを尽くしてきた」
「誰もと同じように、私は私の人生を自由に生きたい。恐れることなく。偏見もなく。暴力もなく。愛を持って。私はホモセクシュアルで、自分自身をもう隠したくない」
ヤンクトが現在所属するACスパルタ・プラハは、「ヤンクトはしばらく前に自身の性的志向についてクラブやチームメイトに明かしました。他のことは彼の個人的なことで、コメントはありません。ヤクブ、あなたを応援します。自分の人生を生きて下さい。それ以外は問題ではありません」とサポートを明らかにしている。
（WOWOWテニスワールド編集部）
※写真は「WTA500 ドーハ」でのプリスコバ
(Photo by Robert Prange/Getty Images）
