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メドベージェフ対コルダ、フルカチュ対シャポバロフなど3回戦も好カード目白押し![全豪オープン]

「全豪オープン」でのメドベージェフ

シーズン最初のグランドスラム、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月16日~1月29日/ハードコート)5日目。男子シングルスで近年にないほど番狂わせの起こっている本大会だが、今日もエキサイティングな試合がズラリと並んだ。大会公式ウェブサイトが報じている。

センターコートであるロッド・レーバー・アリーナの第2試合では、第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が世界ランキング63位のタロン・グリークスプア(オランダ)と初対戦する。本大会でこれまでに3度ベスト4入りしているチチパスは、1・2回戦ともストレート勝利。弟のペトロス・チチパス(ギリシャ)と組んだダブルスでも、1回戦でペアとしてグランドスラム初勝利をあげている。対するグリークスプアは昨年2回戦に進出しており、グランドスラムでの3回戦進出はこれが初めて。1回戦ではラッキールーザーの世界117位パベル・コトフ(ロシア)を、2回戦では第32シードの同胞ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を、いずれもストレートで下している。

ナイトセッションの第2試合では、第29シードの22歳セバスチャン・コルダ(アメリカ)が、第7シードの元世界王者ダニール・メドベージェフ(ロシア)に挑む。元世界2位のペトル・コルダ(チェコ)を父に、「東京オリンピック」金メダリストのプロゴルファー、ネリー・コルダを姉に持つコルダは、10代の頃から将来を嘱望されてきた。「全豪オープン」は2年連続2回目の本戦出場で、昨年も3回戦に進出。グランドスラム全体では2020年「全仏オープン」と2021年「ウィンブルドン」で4回戦まで勝ち進んでいる。今大会1回戦では元世界17位のクリスチャン・ガリン(チリ)に4セットで、2回戦では世界138位の綿貫陽介(日本/フリー)にストレートで勝利した。一方、メドベージェフは一昨年と昨年の2年連続で本大会準優勝。2021年「全米オープン」でグランドスラム初優勝を遂げている。ここまで2試合でまだセットは落としていない。二人は2021年「ATP1000 パリ」で対戦し、メドベージェフが逆転勝ちを収めている。

マーガレット・コート・アリーナで日本時間の午前9時開始予定の第1試合では、第15シードの21歳ヤニク・シナー(イタリア)が世界78位のマートン・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦。昨年ベスト8入りしているシナーは、1・2回戦ともストレート勝利。6年連続6度目の出場となるフチョビッチは、2018年と2020年に4回戦に進出。グランドスラムでの最高成績は2021年「ウィンブルドン」での準々決勝進出だ。今大会1回戦では世界76位のフェデリコ・コリア(アルゼンチン)に、4時間超えのフルセットの末に逆転勝利。2回戦では元世界31位のロイド・ハリス(南アフリカ)を4セットで倒した。二人の対戦成績はフチョビッチの2勝1敗だが、グランドスラムで対戦した2020年「全豪オープン」と2021年「ウィンブルドン」では、いずれもフチョビッチが勝利している。ところで30歳のフチョビッチはその見事な筋肉で知られており、コリア戦での逆転勝利の後では上半身裸になってガッツポーズを決めてみせた。

同アリーナで午後5時開始予定のナイトセッション第1試合では、第10シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)に第20シードの23歳デニス・シャポバロフ(カナダ)が挑む。25歳のフルカチュは5年連続5度目の出場だが、3回戦進出はこれが初めて。グランドスラムでの最高成績は2021年「ウィンブルドン」でのベスト4進出、ロジャー・フェデラー(スイス)の最後のシングルス公式戦で勝利した時だ。今大会では1回戦はストレート勝利だったが、2回戦では元世界21位のロレンツォ・ソネゴ(イタリア)にフルセットまで追い詰められた。対するシャポバロフは6年連続6度目の出場で、昨年ベスト8入りを果たしている。1回戦では元世界23位のドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を4セットで、2回戦では世界94位のダニエル太郎(日本/エイブル)をストレートで下した。二人の対戦成績はフルカチュの3勝1敗。

ジョン・ケイン・アリーナで午後1時以降に開始予定の第3試合では、第6シードの22歳フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が、第28シードの24歳フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)と初対戦。昨年ベスト8入りしたオジェ アリアシムは、今大会1回戦では同胞の元世界25位バセック・ポスピショル(カナダ)に第1セットを取られ、約4時間かかった試合に4セットで辛勝。続く2回戦では世界53位のアレックス・モルチャン(スロバキア)に2セットダウンからの逆転と、苦しい戦いが続いている。オジェ アリアシムは2回戦で敗退した昨年覇者ラファエル・ナダル(スペイン)と同様に今大会のボールがひどく弾まないと苦情を漏らしており、それを克服できるかも大きなカギになりそうだ。一方のセルンドロはこれが「全豪オープン」本戦初出場で、1回戦で同胞の元世界20位ギド・ペラ(アルゼンチン)に1セットも与えずにグランドスラム初勝利をあげると、2回戦では世界62位のコランタン・ムーテ(フランス)を4セットで破っている。

同アリーナのナイトセッション第1試合では、第16シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)が第18シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦。7年連続7回目の出場となるティアフォーは、2019年にベスト8に進出。グランドスラムの最高成績は昨年「全米オープン」でのベスト4だ。1回戦は4セット、2回戦はストレート勝利で勝ち進んできた。ハチャノフも7年連続7回目の出場で、これで5年連続の3回戦進出だが、まだそこから先に進んだことはない。グランドスラムの最高成績はティアフォーと同じく昨年「全米オープン」でのベスト4。今大会初戦は3セット、2回戦は4セットで勝利を決めた。よく似た経歴の二人だが、これまで2度の対戦はどちらも「ウィンブルドン」で、2018年にも2021年にも3回戦でハチャノフが勝利している。

キア・アリーナで午後1時半以降に開始予定の第4試合では、第11シードのキャメロン・ノリー(イギリス)に世界71位のイリ・ラフェチュカ(チェコ)が挑戦する。5年連続5度目の出場のノリーは、これが2度目の3回戦進出。昨年の「ウィンブルドン」ではベスト4入りを果たした。1回戦はストレート、2回戦は4セットで勝利している。対する21歳のラフェチュカはこれが5度目のグランドスラム本戦出場で、1回戦で第21シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)を6-3、6-3、6-3のストレートで下して見事な初勝利をあげた。2回戦ではワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の世界116位クリストファー・ユーバンクス(アメリカ)を4セットで倒した。ノリーとラフェチュカは2021年の「デビスカップ・ファイナルズ」と、先週の「ATP250 オークランド」で対戦し、いずれもノリーがフルセットの末に勝利している。

そのほか男子ダブルスでは第3シードのマルセロ・アレバロ(エルサルバドル)/ジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)ペアや、残念ながらシングルスで敗退となってしまったコリア/ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)ペアなどが登場。混合ダブルスでは第2シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)/オースティン・クライチェク(アメリカ)ペアや第3シードのデズレイ・クラブチェク(アメリカ)/ニール・スクプスキー(イギリス)ペアなどが初戦に臨む。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全豪オープン」でのメドベージェフ
(Photo by Quinn Rooney/Getty Images)

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