現地1月18日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月16日~1月29日/ハードコート)男子シングルス2回戦で第31シードの西岡良仁(日本/ミキハウス)と世界ランキング世界216位の予選勝者ダリボル・スブルチナ(チェコ)が対戦。西岡が6-3、6-4、6-2で勝利し、グランドスラムで自身2度目となる3回戦進出を決めた。試合時間は1時間47分。
現在キャリアハイの世界33位につける西岡は、今回グランドスラムで初めてシード権を獲得。これはオープン化以降、日本男子選手としては錦織圭(日本/ユニクロ)以来2人目の快挙となる。27歳の西岡はこれが8年連続8回目の「全豪オープン」出場で、2020年の3回戦進出が最高成績。これが初対戦となる20歳のスブルチナは2022年「全仏オープン」からグランドスラムの予選に参加するようになり、今回予選を突破して本戦デビューを果たした。1回戦では世界64位のジャウメ・ムナール(スペイン)から記念すべき初勝利を挙げている。
メルボルンではこの日、朝から雨が降り続いたため、開閉式の屋根がついていないコートでの試合が行われるようになったのは、雨がようやく止んだ夕方。その結果、現地の夜8時過ぎにスタートした西岡の2回戦は、開始早々に動く。第1セット第2ゲームで西岡がチャンスを作り、4度目のブレークポイントをモノにして2-0とした。第4ゲームで得た機会は相手のドロップショットで阻まれたものの、西岡がリードを保って6-3でセットを先取する。
相手のトイレ休憩を挟んで第2セットに入っても西岡は好調で、第1ゲームをラブゲームでブレーク。第3ゲームのブレークポイントを逃した後、第6ゲームで3-3と追いつかれるも、第8ゲームから9ポイントを連取し、セットカウント2-0とリードを広げる。
西岡は第3セットでも、それまでの2セットと同じく相手の最初のサービスゲームを破ることに成功。4-0とした後で1つ返されるが、直後にスブルチナがダブルフォールトを連発したところを見逃さず、すぐさま2ブレークアップに戻す。最後はマッチポイントをサービスエースで締めくくり、ガッツポーズで勝利を喜んだ。
勝利した西岡は、これで3年ぶり2度目の3回戦進出。グランドスラム初の4回戦進出をかけて、次戦では世界65位のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と対戦する。マッケンジーは2回戦でディフェンディングチャンピオンのラファエル・ナダル(スペイン)をストレートで下している。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真は2022年「ATP1000 マイアミ」での西岡
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)
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「全豪オープンテニス」1/16(月)~1/29(日) ※大会第1日は無料放送
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