ニュース News

全豪オープン前回王者のナダルが2回戦で消える「嘘はつけない。キツかった」

「全豪オープン」でのナダル

シーズン最初のグランドスラムとなる「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月16日~1月29日/ハードコート)3日目の現地18日、男子シングルスではディフェンディングチャンピオンで第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が2回戦で姿を消すことになった。

ナダルは世界ランキング65位のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)に4-6、4-6、5-7のストレート負け。試合開始直後から積極的に仕掛け、速いテンポでプレーするマクドナルドに第1セットの第1・第5ゲームをブレークされてこのセットを落とす。

第2セットでも早々にブレークを許して3-4で迎えた第8ゲーム、ナダルに異変発生。相手のボールを追いかけた際に身体のどこかを痛めたような仕草を見せる。一瞬コートにしゃがみ込んだ後、相手のリターンにまったく動けなかったナダルは、メディカルタイムアウトを取ったが以降も状況はほとんど改善せず。サーブもショットもいつもの威力を失い、守備力の高いナダルがボールを見送る場面も増えていく。スタンドにいる妻のマリア・フランシスカ ペレロさんが涙を流しながら見守る中、それでも棄権することなく最後までプレーしたナダル。通算22回の優勝を誇るグランドスラムで3回戦にたどり着けなかったのは、1回戦負けを喫した2016年の「全豪オープン」以来だ。

試合後、ナダルは数日前から問題のあった左の臀部付近が試合中に悪化したと明かした。昨シーズンの後半も何度も怪我に悩まされた元世界王者は、「こういう怪我に関しては、時には苛立ったり、受け入れるのが難しかったり、うんざりしてしまうものだ。“人生は素晴らしいもので、これからも前を向くし、闘い続ける”といった嘘をつくことはできない。今は無理だ。キツかったよ。明日になれば切り替えられるかもしれないけどね。とはいえ、スポーツに怪我はつきものだ。長期離脱といった大きな影響が出ないことを祈るよ」と発言。

第2セット終盤に怪我をしてから試合が終わるまで、およそ1時間にわたりプレーし続けたことについては次のように説明した。

「プレーをやめることは考えたけど、理学療法士に聞くのではなく自分で納得する必要があった。そして僕が選んだのは、ダメージを増すことなしにプレーし続けることだった。それだけだよ。バックハンドは全然打てなかったし、ボールを追うこともできなかった。でも、とにかく試合をきちんと終わらせたかったんだ。僕にとっては棄権の形でコートを去るよりも、負ける方がマシなんだ。最後まで最善を尽くす。それこそがスポーツの基本概念で、僕がキャリアを通して沿ってきた考え方だからね」

会見の最後、今回のような困難に見舞われてもモチベーションを保ち続けられる理由について聞かれたナダルは以下のように答えている。「答えはシンプルだよ。自分のやっていることが好きなんだ。テニスがしたい。永遠に続けられるものではないしね。競い合うのが好きだし、人生の半分以上をかけて戦い続けてきた。そういうことだよ」

怪我の詳細についてはこれから検査して確かめることになるようだが、大事に至らないことを祈りたい。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全豪オープン」でのナダル
(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)

**WOWOW 放送・配信情報** 

「全豪オープンテニス」1/16(月)~1/29(日) ※大会第1日は無料放送
WOWOW で全日生中継!WOWOW オンデマンドでは全コートをライブ配信!

■その他の放送情報などはこちらから■
【WOWOW テニス公式サイト】https://www.wowow.co.jp/sports/tennis/
【WOWOW テニスワールド】https://wowowtennisworld.jp/
【WOWOW テニス公式ツイッター】 @wowowtennis
【WOWOW テニスワールド Twitter】@w_tennisworld
【WOWOW テニス公式インスタグラム】@wowowtennis

WOWOWテニスワールド編集部

WOWOWテニスワールド編集部

facebook twitter

速報や最新ニュース、グランドスラム、ATP、WTAなどの大会日程と試合結果情報など、テニスのすべてをお届けします!

WOWOWテニスワールド

  1. Home
  2. ニュース
  3. 全豪オープン前回王者のナダルが2回戦で消える「嘘はつけない。キツかった」