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ジョコビッチ、ズベレフが復帰を勝利で祝う。マレーがベレッティーニ撃破[全豪オープン]

「全豪オープン」でのジョコビッチ

シーズン最初のグランドスラムとなる「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月16日~1月29日/ハードコート)2日目の現地17日、暑さと雨によりたびたび試合が中断される中、男子シングルスではビッグネームが大舞台に復帰して勝利を飾った。大会公式ウェブサイトなどが伝えている。

この日、夏真っ盛りのメルボルンでは気温が35度を超え、ボールガールが気分を悪くする場面も。それもあり、開閉式の屋根のない3つのコート以外ではヒートポリシー(気温や湿度、風速などが規定値を超え、プレーの続行が不可能だと大会側が判断した場合、試合の中断、延期などを行うという特別ルール)により数時間にわたって試合が中断。日が暮れてから試合が再開されたものの、今度は雨で水を差される事態もあった。その影響で一部の試合は延期されている。

そんな中、第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が2年ぶりに「全豪オープン」の舞台に舞い戻ってきた。新型コロナワクチンをめぐってオーストラリア政府と揉めた末に強制出国となってから1年、世界ランキング75位のロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)に6-3、6-4、6-0で勝利。大会最多優勝記録の更新(10回)を目指して好発進を切っている。

2019年から続くセンターコート、ロッド・レーバー・アリーナでの連勝記録を22に伸ばしたジョコビッチは、「キャリアで最大の成功を収めているオーストラリアに戻ってこられて本当に嬉しい。これ以上ないほどいいスタートが切れた」と話している。前日の練習をキャンセルするなど、今年初めの大会で痛めたと報じられる足の状態が心配されたが、テーピングをした左足に大きな影響はなかったようだ。

ジョコビッチと同じく復帰組と言えるのが、第12シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)。ズベレフは昨年の「全仏オープン」でラファエル・ナダル(スペイン)と対戦していた最中に大怪我を負い、今月初めの「ユナイテッドカップ」で公式戦に復帰するまで半年以上にわたって離脱していた。3大会ぶりとなったグランドスラムでは、ラッキールーザーの世界103位ファン ペドロ・バリーリャス(ペルー)を相手に21本のサービスエースを含む69本ものウィナーを決め、4時間を超える熱戦の末に4-6、6-1、5-7、7-6(3)、6-4で勝利している。

「過去7ヶ月にわたってこれ(大勢の観客の前でプレーすること)が恋しかったから、今はとても幸せだよ。この一試合だけで、僕が経験した苦しみや努力が報われたね。この大会での結果が今後どうなろうとも、今の時点で僕にとっては成功と言えるよ」

ジョコビッチ、ズベレフのほかには、新型コロナワクチンの副反応や膝の手術によりここ1年以上にわたりツアーに参加していなかった元世界25位のジェレミー・シャルディ(フランス)が、プロテクトランキングを使って2021年「全米オープン」以来の公式戦に出場。世界70位のダニエル エライ・ガラン(コロンビア)に逆転勝ちを収めた。

この日の最長試合は、4時間49分に及んだ第13シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と元世界王者アンディ・マレー(イギリス)の一戦。対戦成績ではベレッティーニの3連勝中だったが、読みの鋭さもあって素早い反応を見せるマレーが2セットを先取する。そこからビッグサーバーでウィナーを量産するベレッティーニが反撃。試合の序盤から一進一退の攻防を見せてきた両者は後半にいっそう拮抗した展開となり、第4・第5セットはそろって75分オーバー。最終的にはマレーが6-3、6-3、4-6、6-7(7)、7-6(10-6)で競り勝った。昨年ベスト4のベレッティーニは、最終セット第10ゲームで得たマッチポイントを逃したことが響いた。

グランドスラムにおいて、世界9位だった錦織圭(日本/ユニクロ)を破った2017年「全仏オープン」以来、およそ5年半ぶりにトップ20選手から白星を挙げたマレー。「信じられないくらいに嬉しいし、自分を誇りに思うよ。明日になってもそう感じるかもね。こういう大きな舞台でマッテオのようなトップ選手と渡り合うため、ここ数ヶ月にわたってチームと取り組んできたことが報われたよ」と喜びを示した。「全豪オープン」で2010年代に5度の準優勝を飾ったマレーは、ベレッティーニ相手の勝利により同大会での50勝目を手にしている。

第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元世界3位のドミニク・ティーム(オーストリア)という好カードは、ルブレフのストレート勝ちという一方的な展開に。2020年大会のファイナリストで同年の全米王者でもあるティームはブレークチャンスを一度もモノにすることができず、2021年の「全仏オープン」からグランドスラム4大会連続で1回戦負けを喫した。

大会1日目に第17シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と第21シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)が早くも姿を消したが、この2日目は第26シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)がそれに続いた。キツマノビッチは予選勝者の世界154位ニコラス・ジャリー(チリ)にストレートで敗れている。

そのほかのシード選手たち、第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)、第8シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、第9シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)、第14シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、第22シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第23シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、第25シードのダニエル・エバンズ(イギリス)、第27シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、第30シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)は1回戦を突破した。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全豪オープン」でのジョコビッチ
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

**WOWOW 放送・配信情報** 

「全豪オープンテニス」1/16(月)~1/29(日) ※大会第1日は無料放送
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