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加藤未唯が大逆転優勝で10ランクアップ!ツアー11勝目のサバレンカは5位を維持

「WTA250 オークランド」でトロフィーを掲げる加藤(左)とスチアディ

WTA(女子テニス協会)は9日、最新の世界ランキングを公表。「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月16日~1月29日/ハードコート)の欠場を発表した元世界女王の大坂なおみ(日本/フリー)は、順位を5つ下げ47位に位置している。

「WTA500 アデレード1」(オーストラリア・アデレード/1月1日~1月8日/ハードコート)決勝では、第2シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)と予選から勝ち上がった18歳のリンダ・ノスコバ(チェコ)が初対戦。サバレンカは昨シーズン、決勝の舞台で3連敗を喫していたが、今大会ではノスコバを6-3、7-6(4)で下した。

シーズン最初の大会で2021年5月の「WTA1000 マドリード」以来に優勝を果たしたサバレンカは、これが11個目のシングルスタイトルに。「今の自分はこれまでと違う選手になったと思う。おそらくコート上で少し賢く、そして落ち着くことができるようになった。すべてがほんの少し変わったの」と振り返ったサバレンカは、先週から415ポイントを加算し5位をキープ。ツアーで初めて準優勝という結果を残したノスコバは46ランクアップで56位となり、それまでのキャリアハイだった87位から大きく前進した。

準決勝まで駒を進めたのは、第1シードのオンス・ジャバー(チュニジア)とノーシードのイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)で、前者は先週と変わらず2位のまま、後者は6つ順位を上げて28位。

ダブルスには昨年の「全豪オープン」以来、ツアー大会では約1年ぶりに組んだ青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)ペアが第4シードとして参戦。初戦をストレートで勝利した青山/柴原ペアだが、準々決勝では第6シードのテイラー・タウンゼント(アメリカ)/エイジア・ムハメッド(アメリカ)ペアに5-7、0-6で敗れた。青山と柴原の順位に変動はなく、青山は23位、柴原は22位につけている。

「WTA250 オークランド」(ニュージーランド・オークランド/1月2日~1月8日/ハードコート)では、第1シードの18歳、ココ・ガウフ(アメリカ)が初戦から決勝まで1セットも落とさずに勝ち進み、タイトルを獲得。決勝では予選勝者のレベッカ・マサロバ(スペイン)を6-1、6-1と圧倒した。

2021年5月の「WTA250 パルマ」以来となる優勝、ハードコートでは2019年10月の「WTA250 リンツ」以来の戴冠を果たしたガウフは、「雨にもかかわらず素晴らしい一週間になったわ。これ以上ないシーズンのスタート。15歳の時以来にハードコートで優勝できた。大好きなサーフェスで成功を収められて嬉しい」と述べた。順位は7位をキープしている。初めてツアーの決勝にたどり着いた23歳のマサロバは、130位から94位へと浮上し、初のトップ100入りを果たすとともにキャリアハイを更新した。

そのほかの日本人では、日比野菜緒(日本/ブラス)が予選を突破したものの、本戦1回戦で第7シードのダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)にストレートで敗れ、順位は1つ下がり139位に。内島萌夏(日本/安藤証券)は予選2回戦で姿を消し、こちらも1ランクダウンの118位となった。

ダブルスでは、第3シードの加藤未唯(日本/ザイマックス)/アルディラ・スチアディ(インドネシア)ペアがタイトルを獲得。決勝ではレイラ・フェルナンデス(カナダ)/ベサニー・マテック サンズ(アメリカ)ペアに1-6、1-5と窮地に追い詰められるも、そこから6ゲームの連取に成功し、勝負の行方は10ポイントのマッチタイブレークで決することに。第2セット後半の勢いをそのまま維持した加藤/スチアディ組が、タイブレークでも6-0とリードしてみせる。1度はミニブレークを許すも、安定してポイントを重ねた加藤/スチアディ組が1-6、7-5、[10-4]で大逆転勝利を収めた。加藤にとっては2018年「東レ パン パシフィック オープンテニス」以来のツアー優勝となる。

劇的な勝利に加藤はSNSで、「たくさんの応援ありがとうございました。久しぶりのツアーでの優勝嬉しいです。1-6、1-5と絶望的でほぼ負けてましたが、なんとか勝てました!そんなことってある?」とコメント。順位は50位から40位へ上昇した。ペアを組んだスチアディは9アップで37位とし、キャリアハイを更新。

また、ITF大会でベスト8入りを果たした本玉真唯(日本/島津製作所)が9つ順位を上げて195位。先週どの大会にも出場していない土居美咲(日本/ミキハウス)は、昨年の「WTA500 アデレード1」でベスト4入りした際に得たポイントを失い、172位から308位へ大幅にランクダウンした。

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【1月9日付最新WTAランキング】
順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1. ← (1) イガ・シフィオンテク(ポーランド) 11,025
2. ← (2) オンス・ジャバー(チュニジア) 5,180
3. ← (3) ジェシカ・ペグラ(アメリカ) 5,000
4. ← (4) カロリーヌ・ガルシア(フランス) 4,415
5. ← (5) アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ) 4,340
6. ← (6) マリア・サカーリ(ギリシャ) 3,921
7. ← (7) ココ・ガウフ(アメリカ) 3,871
8. ← (8) ダリア・カサキナ(ロシア) 3,380
9. ← (9) ベロニカ・クデルメトワ(ロシア) 2,715
10. ↑ (11) マディソン・キーズ(アメリカ) 2,597
11. ↑ (13) パウラ・バドーサ(スペイン) 2,387
12. ↓ (10) シモナ・ハレプ(ルーマニア) 2,381
13. ↓ (12) ベリンダ・ベンチッチ(スイス) 2,365
14. ← (14) ダニエル・コリンズ(アメリカ) 2,288
15. ← (15) ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル) 2,215
16. ← (16) ペトラ・クビトバ(チェコ) 2,176
17. ← (17) アネット・コンタベイト(エストニア) 2,093
18. ← (18) エレナ・オスタペンコ(ラトビア) 2,040
19. ↑ (20) リュドミラ・サムソノワ(ロシア) 1,964
20. ↓ (19) エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア) 1,910
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28. ↑ (34) イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア) 1,472

47. ↓ (42) 大坂なおみ(日本/フリー) 1,012

56. ↑ (102) リンダ・ノスコバ(チェコ) 949

94. ↑ (130) レベッカ・マサロバ(スペイン) 662

118. ↓ (117) 内島萌夏(日本/安藤証券) 546

139. ↓ (138) 日比野菜緒(日本/ブラス) 451

195. ↑ (204) 本玉真唯(日本/島津製作所) 332

308. ↓ (172) 土居美咲(日本/ミキハウス) 190

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「WTA250 オークランド」でトロフィーを掲げる加藤(左)とスチアディ
(Photo by Phil Walter/Getty Images)

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