世界ランキング8位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が、自身のウェアブランド「ルブロ」を創設した。ブランド名はルブレフの苗字にちなんで命名され、平等と優しさの促進を手助けするというメッセージが込められている。スポーツウェブメディアSportskeedaなど複数のメディアが伝えている。
地球をより良い場所にするために必要だと「ルブロ」チームが信じているもの、「平等」、「優しさ」、「希望」を体現したこのブランドは、ルブレフのSNSでプロモーションビデオと共に発表された。
この投稿にはメッセージも添えられており、「みんなに頭痛の種をあげよう。僕は憂鬱で、いつも生と死について考えすぎている。でも生きている限り、僕は自分が信じるもの、愛するもの、愛する人のために戦い続ける。僕らは、自分にとって重要で身近なことに取り組んできた。そして単なるブランドよりも大きなもの、人々や地球を助けることができるものをみんなと共有したい。希望と優しさの象徴となるものをね。今年は興味深い年になり、願わくはこの暗い世界に少しの光を加えることができたら幸いだ」と記されている。
ルブレフの公式ウェブサイトでは、このブランドは「すべての人の根底には善良さがある」と固く信じていると明らかにしている。「服のことではない。ルブロは、僕たちの世界をより良い場所にするという希望を持ち、平等と優しさについて意識を高めるために作られた。あなた自身、他の人、そして地球のためにも優しさを選ぼう。僕らはみんな同じ人間で、同じもので構成されている。すべての人の根底には善良さがあるんだ」
現在オーストラリアで新シーズンをスタートしたルブレフは、第4シードとして「ATP250 アデレード1」(オーストラリア・アデレード/1月2日~1月8日/ハードコート)に出場。だが、1回戦で世界21位のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に6-4、3-6、4-6で敗退となった。次の大会は「ATP250 アデレード2」(オーストラリア・アデレード/1月9日~1月14日/ハードコート)に第1シードとして出場を予定している。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真は2022年「ATP500 ドバイ」でのルブレフ
(Photo by Martin Dokoupil/Getty Images)