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セレナ、バーティ、クライシュテルスなど、2022年に引退した海外女子選手まとめ

2022年「全米オープン」でのセレナ

2022シーズンは、3月に当時世界女王だったアシュリー・バーティ(オーストラリア)が突然にプロテニスからの引退を発表。9月には長年女子テニス界を引っ張ってきた元世界女王のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)も現役生活に別れを告げた。今回は2022年に引退した主な女子選手を紹介する。WTA(女子テニス協会)公式ウェブサイトが伝えている。

■セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)(キャリアハイ:シングルス・ダブルス1位)
1990年代後半から2010年代後半にかけて女子テニス界を牽引したセレナは、「全米オープン」で偉大なキャリアの幕を閉じた。2年ぶり21回目の出場となった「全米オープン」では、1回戦で当時世界ランキング80位のダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)を、2回戦で世界2位のアネット・コンタベイト(エストニア)を破り会場を沸かせた。

シングルスでは73個のタイトルを獲得。グランドスラムは23回制し、これはレジェンドのマーガレット・コート(オーストラリア)の24回に次ぐ歴代で2番目に多い数字だ。女子ダブルスでは23度優勝を果たし、そのうちの14度はグランドスラムでのものになる。数えきれないほどの功績を残したセレナは、現役最後の試合後、家族やファンへメッセージを送った。「何十年も支えてくれてありがとう。人生で最も素晴らしい旅路だったわ」

■アシュリー・バーティ(オーストラリア)(キャリアハイ:シングルス1位・ダブルス5位)
2022年の「全豪オープン」で44年ぶりとなる自国選手としての女子シングルス優勝を果たしたバーティは、それから約2ヶ月後にSNSで引退を発表。「テニスが私に与えてくれたすべてのことにとても感謝し、誇りと満足感に満ちてテニス界を去ります。応援してくれたすべての人にありがとう、共につくった一生の思い出に永遠に感謝するでしょう」

バーティは、2017年にシングルス初優勝すると、2019年には「全仏オープン」でグランドスラム初制覇を果たし23歳で世界女王の座を手にした。また、2021年には「ウィンブルドン」も制している。シングルス通算15個のツアータイトルを獲得したバーティは、ダブルスでも成績を残しており通算12度トロフィーを掲げている。最大のダブルスタイトルは、ココ・バンダウェイ(アメリカ)とのペアで2018年に獲得した「全米オープン」のものだ。

■キム・クライシュテルス(ベルギー)(キャリアハイ:シングルス・ダブルス1位)
シングルスで41度ツアー優勝を果たし、4度のグランドスラム覇者であるクライシュテルスは、655試合を戦い523勝132敗と勝率80%を誇る。ダブルスでは11冠を手にして、グランドスラムでは2度チャンピオンに輝いた。現役最後の試合は2021年10月の「WTA1000 インディアンウェルズ」1回戦だった。

引退に関してクライシュテルスは、「テニスへの情熱は決して消えることはないわ。テニスから多くのものを得たから、そのお返しをしたいという気持ちがとても大きいの。だから、次のステップではそれがどこまでできるかね」とコメント。

■アンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)(キャリアハイ:シングルス9位)
2009年に初めてツアーでタイトルを獲得したペトコビッチは、その後6大会で優勝を果たした。2011年にキャリアハイとなる世界9位に到達し、1999年のシュテフィ・グラフ(ドイツ)以来にトップ10入りを果たしたドイツ人女子選手となった。

16年にわたるツアー生活をペトコビッチは、「ライバル心を持ちながら、ほかの女子選手たちと切磋琢磨しながら親しい関係を築けたことに感謝しているし、一生の宝物になったわ」と振り返っている。

■クベタ・ペシュク(チェコ)/カタリナ・スレボトニク(スロベニア)(キャリアハイ:ダブルス1位)
2011年に二人で「ウィンブルドン」女子ダブルスを制覇したペシュクとスレボトニクは、それぞれ2022年に引退となった。2011年に初めてダブルスの世界女王となった二人は、この年に6つのタイトルを獲得してWTAの最優秀ダブルスペアおよびITF(国際テニス連盟)の世界チャンピオンに輝いた。

ペシュクはダブルスでは通算36個のタイトルを獲得。チェコ代表としても活躍し、2011年には「フェドカップ(現ビリー・ジーン・キング・カップ)」でチームを優勝へと導いた。スレボトニクはダブルスで通算39度優勝。シングルスでも4冠を獲得して2006年にキャリアハイを世界20位まで伸ばしている。

そのほかにも、「リオデジャネイロ・オリンピック」の女子シングルスで金メダルを獲得したモニカ・プイグ(プエルトリコ)、元世界27位のローラ・ロブソン(イギリス)が引退。ダブルスでは、元世界3位のアンドレア・セスティニ フラバチコバ(チェコ)、元世界4位のルーシー・ラデッカ(チェコ)が現役生活に幕を閉じた。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2022年「全米オープン」でのセレナ
(Photo by Robert Prange/Getty Images)

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