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ズベレフ、ティームらが団体戦の初代チャンピオンに!前回棄権のジョコビッチが復帰

「ワールド・テニス・リーグ」で優勝したズベレフ、ティーム、パブリウチェンコワ、リバキナ(左より)

ドバイで新しく始まった男女混合の団体戦「ワールド・テニス・リーグ」が今月24日に閉幕し、元世界ランキング2位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)や元全米チャンピオンのドミニク・ティーム(オーストリア)を擁するチームが優勝を飾った。伊ニュースサイト UBI Tennisなど複数のメディアが報じている。

19日に開幕したこのエキシビション大会ではおよそ20人の選手が、ファルコンズ、ホークス、イーグルス、カイツという4チームに分かれ、シングルスと混合ダブルスで行う総当たり戦でポイントを最も多く稼いだ上位2チームが決勝へ進出する。記念すべき第1回大会で決勝に勝ち進んだのは、ズベレフとティーム、エレナ・リバキナ(カザフスタン)、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)のホークス、そしてイガ・シフィオンテク(ポーランド)、ユージェニー・ブシャール(カナダ)、オルガ・ルーネ(デンマーク)、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、セバスチャン・オフナー(オーストリア)、サーニャ・ミルザ(インド)のカイツだった。

決勝の1試合目は今年の「ウィンブルドン」で優勝したリバキナと、総当たり戦の3試合で1セットも落としていない世界女王シフィオンテクによる女子シングルス。リバキナは第1セットで3-0とリードしたところから3ゲーム続けて失ったものの、その後に再び主導権を握り、最後はサービスエースを決めて第1セットを取る。第2セットはさらに速い展開となる中、9回のブレークポイントのうち8回をしのいだリバキナが、6-3、6-1で勝利を収めた。

2試合目の男子シングルスに登場したズベレフは先月、「全仏オープン」中に負った足首の靭帯断裂から復帰しており、総当たり戦では元世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とアンドレアス・セッピ(イタリア)を下している。ところが、今季4つのタイトルを獲得しているオジェ アリアシムには苦戦を強いられ、ズベレフは第1セットの4-4で迎えた第9ゲーム、40-30とリードしていた場面でオジェ アリアシムにドロップショットとボレーを立て続けに決められ、ブレークを許してしまう。第1セットを取ったオジェ アリアシムは第2セットでも安定したプレーを見せ、6-4、6-3のストレート勝ち。カイツがホークスに1勝1敗で並んだ。

優勝がかかった3試合目の混合ダブルスに出場したのは、ティーム/パブリウチェンコワ組とルーネ/ミルザ組。パブリウチェンコワはシングルス元世界11位で今年「WTA1000 ローマ」のダブルスで優勝、一方のミルザはダブルス元世界女王だ。ティームは2020年の「全米オープン」チャンピオンで元世界3位、そして19歳のルーネは今年トップ10入りを飾りニューカマー(最優秀新人)賞を受賞と、輝かしい功績を誇る4人はそれぞれの長所を存分に生かしたプレーを披露した。最後はティーム/パブリウチェンコワ組が7-6(4)、6-3で勝利し、クリスマスイブにホークスが同大会の初代優勝チームに輝いている。

6月の「全仏オープン」で大怪我を負いながらも先日復帰を果たしたズベレフは、「今年、何かで優勝できて嬉しい。6ヶ月間もプレーしていなかったから、このような形で1年を締めくくることができたのは自分にとってもチームにとっても素晴らしいこと」と述べている。また、優勝を報告したInstagramの投稿には「今週のおかげで、超ハッピーでポジティブな気持ちでオーストラリアに向かえる」とのコメントを添えている。

一方、21日に予定されていたニック・キリオス(オーストラリア)との試合を「100%のコンディションではない」として土壇場で棄権していたジョコビッチは、23日の試合に万全な体調で出場し、オフナーを6-7(6)、6-0、[10-7] で下した。所属するファルコンズは決勝進出を逃したものの、ジョコビッチは「おそらく今までで一番楽しい数日間だった。長いキャリアを積んできたけど、これほどまでに素晴らしいイベントはほかにないと思う」と大会を絶賛している。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ワールド・テニス・リーグ」で優勝したズベレフ、ティーム、パブリウチェンコワ、リバキナ(左より)
(Photo by Christopher Pike/Getty Images)

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