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トスした後のサーブやり直しは認めない?ロディックが提案

2019年「全米オープン」のエキシビションマッチに出場したロディック

元世界王者のアンディ・ロディック(アメリカ)が、テニス特有のサーブのルールに異議を唱えた。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

ロディックが物申したのは、サーブの前のトスに関するルールだ。現在のルールでは、トスに納得がいかなかった場合、選手はボールを掴むか落とすかして、トスからもう一度サーブをやり直すことができる。

しかし2003年の「全米オープン」チャンピオンであるロディックは、選手がトスを始めたら二度目のチャンスを与えられるべきではないとの自身の考えを明らかにした。トスもサーブの一部だからという理由からだ。

「トスをキャッチして、もう一度やり直すことは許されるべきではないと思うんだけど。サーブの動作の一部なんだ。僕は間違っているかな?トスが上がったら、サーブのモーションは絶対始まっているよね」とロディックは綴った。

これに対しあるテニスファンは、ロディックの提案を実行したら、トスの高い選手が不当に不利になると発言した。これに対しロディックは、選手が自身の弱点で不利になるのは普通のこととして、自身のバックハンドを例としてあげた。現役時代、ロディックがバックハンドを不得意としていたのは周知の事実で、試合時はよく対戦相手の標的にされていた。

別のファンもロディックに反対。高いトスは弱点ではないが、下手なバックハンドは弱点だと反論し、賢い比較ではないと批判した。ロディックは皮肉を交え、「もっと賢くなって、テニスを完全に理解できるようにベストをつくすよ」と返答。

賛否両論となったロディックの提案だが、テニス界からは複数の賛同を得られた。ジョン・イズナー(アメリカ)とマルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)だ。イズナーもロディックと同意見だが、最も影響を受けるのはダブルスに出場している選手だろうと付け加えた。「100%そうだ。でも、ダブルスツアーの半分は職を失うだろうね」

18度のグランドスラムシングルス優勝経験を持つナブラチロワも、ロディックに同調。ルールが新しくなれば試合が面白くなるかもしれないと反応した。「賛成よ。プレー中のボールだもの。きっと面白いことになるわ。いくつかのサーブは簡単に取れるようになるでしょうし」と綴った。

また、テニス界以外からも賛同の声が上がった。日本にルーツを持つバレーボール選手、エリック・ショージも、バレーボールのルールに触れつつ次のようにツイートした。「僕も同意するよ。バレーボールでは、二度目のトスはない。一度のトスでプレーしなきゃいけないんだ」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2019年「全米オープン」のエキシビションマッチに出場したロディック
(Photo by Luis Boza/VIEWpress/Corbis via Getty Images)

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