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マレー兄弟、ダブルス勝利もチームとしては敗れる

「バトル・オブ・ブリテン」のジェイミー&アンディ・マレー(右はMcHugh)

今月の21日から22日にかけて開催されたエキシビション大会「バトル・オブ・ブリテン」で、シングルス元世界ランキング1位のアンディ・マレー(イギリス)とダブルス元世界1位のジェイミー・マレー(イギリス)の兄弟はダブルスで勝利したものの、代表するチームは敗れている。大会の詳細を、英スポーツメディア Sky Sportsなど複数のメディアが報じた。

2020年にジェイミーが創設したこの大会では、イギリス人の男子選手8名が“スコットランドチーム”と“イングランドチーム”に分かれて対戦する。今回の“スコットランドチーム”のメンバーは、マレー兄弟とシングルス世界373位のAidan McHugh、ダブルス世界95位のジョニー・オマラ。対する“イングランドチーム”は、シングルス世界27位のダニエル・エバンズ、世界42位のジャック・ドレイパー、世界219位のPaul Jubb、そして今年そろってダブルス世界1位に到達したジョー・ソールズベリーとニール・スクプスキーというメンバーで挑んだ。

「史上最も古いライバル関係の一つ」とされる両者の戦いを観ようと、スコットランド北東部にあるアバディーンのスタジアムには2日間で約2万人のファンが駆けつけた。大会の最後を飾ったのはマレー兄弟とエバンズ/スクプスキー組によるダブルスの試合。その時点ですでに“イングランドチーム”の勝利が決まっていたが、マレー兄弟は6-3、6-4で勝利を収め、“スコットランドチーム”のファンを沸かせた。兄弟そろっての出場は今回が最後になるかもしれないとジェイミーは大会前に話しており、大手術を経て現役を続行している35歳のアンディ本人は大会をこう振り返っている。

「そうでないことを祈っているけど、こういう機会は二度とないチャンスだと思って臨まないといけない。僕たちはそれなりに年を重ねているし、何があるかわからないからね。この2日間は最高だった。この大会を企画したジェイミー、そして出場した選手たちを誇りに思うよ。このイベントを開催するために裏方としてたくさんの人たちが協力してくれていることは言うまでもなく、選手たちが集まっていいプレーをして、観に来てくれた人たちに素晴らしい催しを提供できたことは、僕たちにとってすごく大きな意味があるんだ」

「スコットランドを代表できるのは嬉しい」と話していた36歳のジェイミーは、「素晴らしい2日間、素晴らしい3試合だった。スコットランドでプレーできたのはすごく楽しかったし、アンディと一緒にプレーしてイベントを終えることができたのは本当に特別なことだった」と大会の成功を喜んだ。

大会の公式Instagramにはたくさんの写真や動画が投稿されており、スコットランドの伝統衣装のキルトを着用して登場する選手たちや、バグパイプの演奏、それぞれの国旗をまとって応援する観客などの様子が紹介されている。舞台裏で選手たちは、アバディーンにも床屋を構える人気スタイリストのKyle Rossに髪の毛をおしゃれにカットしてもらっていたようだ。

ジェイミーとのダブルスのほかに2つのシングルスにも出場したアンディは、今シーズンに大躍進を遂げたドレイパー相手に6-2、1-6、[12-10]で勝利を収め、“イングランドチーム”トップのエバンズには敗れたものの、4-6、6-3、[8-10]の接戦に持ち込んでいる。「僕はまだ十分に戦うことができる。一貫性を見つける必要はあるけど、この6ヶ月間と比べて、ここではかなりポジティブなものを発揮できたと思っている」とアンディは話す。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「バトル・オブ・ブリテン」のジェイミー&アンディ・マレー(右はMcHugh)
(Photo by Rob Casey/SNS Group via Getty Images)

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