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ポルトガルのトップ選手ソウザが故郷の200年前の建物を改修して豪華ホテルを家族で経営

「全仏オープン」でのソウザ

元世界ランキング28位のジョアン・ソウザ(ポルトガル)が故郷のギマランイスに高級ホテルを開いた。家族と共に経営に関わるソウザは、スポーツと歴史を融合させたユニークなホテルでファンやゲストを迎えている。米テニスメディアBaselineが伝えている。

ポルトガルでテニスをテーマにしたホテルを探しているのなら、ソウザが運営する『ザ・コンキスタドール・パレス』がぴったりだ。

『ザ・コンキスタドール・パレス』は、ソウザの故郷ギマランイスにある約200年前の建物をリフォームしたホテル。1823年に竣工した建物を約6年かけて改修し、豪華なホテルへと生まれ変わらせた。「僕がホテルの宿泊に求めるものすべてが、ゲストに提供されているよ。僕たちの一番の目的はゲストにまるで家にいるように感じてもらうことなんだ」

「ホテルは街の中心地にあって、街の文化遺産の一部なんだ。以前の見た目をできるだけ再現するのが僕たちの構想だったから、元のスタイルを復元するのにたくさんの時間と労力がかかった。すべてのディテールに時間がかかったよ。壁には絵画や壁画があって、僕たちが思い描いたとおりに完成させるには忍耐力が必要だったんだ」

新型コロナウイルスによるパンデミックでホテルの開業は1年遅れた。しかし、これまでの12ヶ月間の運営は順調だ。ATPツアーで15年間過ごしたソウザのファンたちが彼の活躍の軌跡を見にホテルを訪れている。

ソウザは「みんな僕のトロフィーを見るのを楽しんでいたよ。すべての部屋に飾ってあるんだ」と話す。続けて「建物そのものが、中に多くの歴史を刻んでいる。部屋にはテーマがあって、ホテル中に美術作品が置いてある。それらすべてがゲストに物語を語るんだ。みんな、こんなに古い建物に泊まれること自体とても特別なことだと感じてくれている。この歴史と僕のテニスの歴史やキャリアを融合することができた。それがこのホテルをさらに特別なものにしてくれているんだ」と明かした。

地元で大人気のスポーツ選手であるソウザは、このホテルを通じて故郷の街に恩返しができることを何よりも特別に感じている。

「故郷で過ごす時間はいつも特別。みんな僕の努力を知っている。まずはテニス、そして今はホテルを通じてこの街に貢献していることをね。この街に来るといつも、人が寄ってきてくれるし、一緒にいるのを楽しんでくれる。サインをしたり、特に若いファンと過ごす時間を作るようにしているよ」

冬のギマランイスは寒く、オフシーズン中に訪れる場所としては理想的ではないだろう。だが、春になりヨーロッパでツアーが行われる時期になれば、同僚のテニス選手たちが訪れることをソウザは期待している。すでに何人かの選手は泊まりたいとソウザに伝えているそうだ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全仏オープン」でのソウザ
(Photo by Antonio Borga/Eurasia Sport Images/Getty Images)

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