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ジョコビッチは踊るもプレーせず。キリオスとの試合棄権でファンがブーイング【動画アリ】

21日の「ワールド・テニス・リーグ」でアザレンカ(左)とともに試合を見守るジョコビッチ

ドバイで新しく始まった男女混合の団体戦「ワールド・テニス・リーグ」に出場中の元世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、ニック・キリオス(オーストラリア)との試合を土壇場で棄権し、ファンがブーイングする事態となった。豪ニュースサイト nine.com.auなど複数のメディアが報じている。

今月19日に開幕したこのエキシビション大会には、世界女王イガ・シフィオンテク(ポーランド)や元世界ランキング2位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、ダブルススペシャリストのロハン・ボパンナ(インド)なども出場しており、総勢18人の選手は4チームに分かれてシングルスと混合ダブルスで総当たり戦を行い、24日の決勝で優勝チームが決まる。

今大会の目玉の一つと目されていたジョコビッチとキリオスの試合は21日の夜に予定されていた。ところが、コートにまで出てきたジョコビッチが試合開始直前に「100%のコンディションではない」ことを理由に棄権。場内アナウンスがその旨を伝えると、今年の「ウィンブルドン」決勝以来となる二人の対戦を見ようと集まった大勢の観客からはブーイングが起こったという。その様子を会場で見ていたあるジャーナリストがジョコビッチの棄権をTwitterで伝えたところ、「楽しみにしていたのに!」「残念」といった落胆の声のほか、「ジョコビッチはキリオスと対戦するのが怖いだけ」「逃げたな」「ビビってる」といった批判的なコメントも寄せられた。

ジョコビッチは前日の20日にズベレフと対戦し、その時はストレートで敗れていた。この21日は、試合には出なかったものの自分の代わりを務めたグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がキリオスと対戦するのをベンチから応援。その際、ジョコビッチはチームメイトのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)と談笑しており、さらには大会公式Twitterが会場で流れる音楽に合わせて軽快に踊るジョコビッチの動画を投稿した。すると、これが一部のテニスファンの反感を買ったようで、「体調が悪いといって土壇場で棄権しておきながら、コートサイドで飛び回る元気はあるのかよ。なんという臆病者だ!エキシビションなんだからプレーすればいいじゃないか」「プレーできなくても踊れるって?素晴らしいチケットの売り方だな」などとさらなる批判を呼ぶことになった。

今年の「全豪オープン」開幕直前にオーストラリアから強制送還されて以来、ジョコビッチに同情的なキリオスは今回も彼の肩を持った。「“ウィンブルドン”の決勝以来だったから、ノバクと対戦することを楽しみにしていたし、彼と一緒に試合を楽しみたかった。でも、彼は自分の身体をケアするべきだ。この先の2、3ヶ月に向けて大きな期待を背負っているから、彼が試合に向けて100%の状態でなかったと感じたことに俺は驚かなかった」とキリオスはコメントしている。

ちなみに試合はディミトロフが7-6(5)、6-3でキリオスに勝利。なお、大会側はジョコビッチが24日に行われる次の試合ではプレーする予定だと述べている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は21日の「ワールド・テニス・リーグ」でアザレンカ(左)とともに試合を見守るジョコビッチ
(Photo by Francois Nel/Getty Images)

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