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18年の関係に終止符を打ったナダルとロイグ、新たな相手とタッグ

「ATP1000 シンシナティ」でのナダルとロイグ(右より)

グランドスラムの男子シングルスとして史上最多の22回優勝をともに成し遂げた、元世界王者のラファエル・ナダル(スペイン)とコーチのフランシスコ・ロイグ(スペイン)。18年間にわたって一緒に過ごしてきた彼らが別れることを発表したのはつい先日のことだが、それぞれ次の相手が早くも明らかとなった。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

今月16日、36歳のナダルは2005年から組んできた54歳のロイグとのツーショット写真をソーシャルメディアに投稿し、ロイグが「個人的な新しいプロジェクト」を追求することを理由に長年の協力関係を解消したと報告、恩師への思いを綴った。

「フランシスコは僕のキャリアにおいて重要な人物であり、長年の仕事仲間として、そして友人としてとても感謝している。一緒に仕事を始めた頃の僕はまだ子どもで、叔父のトニ(ナダル)と一緒にツアーを回っていた。フランシスコはテニスを熟知した素晴らしいコーチであり、僕がどんどん上達するために多くの手助けをしてくれた。彼には感謝の言葉しかない。新しいプロジェクトに向けて幸運を祈っているよ!」

その後、まずは19日にナダルがグスタボ・マルカッチオ(アルゼンチン)をコーチ陣として加えることを明かした。45歳のマルカッチオは選手時代は下部大会でプレーしておりツアーレベルでの経験はほぼなかったものの、指導者としては元世界10位のフアン・モナコ(アルゼンチン)や元世界20位のギド・ペラ(アルゼンチン)のコーチを務め、2018年からは「デビスカップ」でアルゼンチン代表の副キャプテンを担っていた。ナダルとは、2021年4月から彼のアカデミーで働いているため、すでによく知る間柄のようだ。ナダルは「チームにいい人材が加わったことは大きな助けになるだろう」とInstagramに綴っている。

一方のロイグは別のグランドスラムチャンピオンと組むことに。21日、2017年の「全米オープン」女王であるスローン・スティーブンス(アメリカ)がロイグをコーチに迎えたことを発表した。スティーブンスはInstagramに、日が当たるテニスコートのベンチにロイグと笑顔で座っている写真を投稿。「新しいコーチとしてフランシスコ・ロイグをチームに迎えられて嬉しいわ!一緒に成功に向かって進んでいきましょう。仕事に取りかかるわよ」と綴っている。

現在29歳のスティーブンスは、2017年の「全米オープン」を制したほか、2018年の「全仏オープン」で準優勝、2013年の「全豪オープン」でベスト4を記録するなど、グランドスラムである程度の結果を残している。しかしここ数年はグランドスラムの1週目で姿を消すことが多く、2020年以降でベスト8以上に残ったのは準々決勝に進出した今年の「全仏オープン」のみ。今季獲得したタイトルは「WTA250 グアダラハラ」で、シーズン通算成績は18勝17敗だった。

ナダルとスティーブンスが新しいコーチのもと、新シーズンにどんなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP1000 シンシナティ」でのナダルとロイグ(右より)
(Photo by Carlos Alvarez/Getty Images)

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