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フェデラー、スイスのスポーツ賞を受賞「引退後の生活は思ったよりうまくいっている」

「モエ・エ・シャンドン」のイベントでのフェデラー

今年の「レーバー・カップ」で現役を引退したロジャー・フェデラー(スイス)が、スイスのスポーツ賞の表彰式に登場した。引退してまだ間もないフェデラーだが、テニス漬けではなくなった毎日をすでに楽しんでいるようだ。英Express紙など複数メディアが伝えている。

フェデラーが引退してそろそろ3ヶ月経つが、フェデラーの手元には今もなおトロフィーが増え続けている。スイスのスポーツ賞の授賞式では、その長く実りの多いキャリアを祝い、議員のビオラ・アムハード氏よりフェデラーに特別名誉賞が授与された。式典中、フェデラーはこれまでの引退生活について語り、毎日の生活が予想していたより良いものであると明かした。

「引退生活に馴染むことが出来て嬉しく思っているよ」とトロフィーを受け取ったフェデラーはチューリッヒの会場に集まった観客に向けて語った。「僕は不安に思っていたんだ。でも思ったよりうまくいっているよ」

3ヶ月ほど前、「レーバー・カップ」でラファエル・ナダル(スペイン)と共に出場したダブルスがフェデラーの現役最後の試合となった。2021年のグラスシーズンの後、フェデラーは右膝の故障で14ヶ月ほどツアーから離れていた。本人も強い希望を持ってリハビリに励み、多くのファンもフェデラーの姿をコートで見るのを待ち望んでいたが、現役生活に復帰できる状態へは戻せなかった。「レーバー・カップ」出場前に引退を発表した際には、自分の身体に耳を傾けなければいけなかったと苦渋の決断であったことを明かしていた。

引退後は、スポンサーであるユニクロのイベントのために日本へ訪れたり、アメリカの番組に出演したりするなど、相変わらず世界中を飛び回っている。引退後に答えたインタビューでは、現役をやめるまでテニスツアーがどれほどストレスに満ちているか気付かなかったと打ち明けた。

「次の練習、次の試合、次の遠征、次の荷造りについてずっと考えているんだ。僕もあまり気付いていなかったけれど、そういう考えが常にそこにあって、自分につきまとっていたんだ。引退して初めて、そのストレスが無くなったと分かったよ」

知らずに溜めていたストレスが無くなったとたん、解放感を感じたそうだ。「それが全部なくなると、自分がかなり軽くなったと感じるんだよ。25年経って、やっと普通の人生が送れるとホッとするんだ」

第二の人生のプランを立てているように見えるフェデラーだが、スポーツ賞の表彰式では多くを明かさず、今後1年は自由時間を使って他のスポーツをたくさん見たいと語るに留まった。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「モエ・エ・シャンドン」のイベントでのフェデラー
(Photo by Remy Steiner/Getty Images for Moet & Chandon)

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