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ウィンブルドンで衝突したキリオスとチチパス、ダブルスで組むも雪解けならず?

まるで仲の悪い生徒たちのような「ディルイーヤ テニスカップ」でのキリオスとチチパス(左より)

世界ランキング4位のステファノス・チチパス(ギリシャ)と「ウィンブルドン」ファイナリストのニック・キリオス(オーストラリア)が、先日行われたエキシビション大会でダブルスのペアとして組んだが、悪化していた二人の関係が改善されることはなかったようだ。英スポーツメディア EUROSPORTなど複数のメディアが報じている。

今年の「ウィンブルドン」3回戦でキリオスはチチパスに逆転勝利。この試合ではチチパスが怒り任せに観客席の方へとボールを打ったり、その行為でチチパスが失格にならなかったことを不満に思ったキリオスが主審に暴言を吐いたりと、二人ともコードバイオレーションと罰金を科される荒れた展開となった。そして、チチパスが試合後の記者会見でキリオスを「いじめっ子」呼ばわりしたことでさらなる火種に。そんな騒動からおよそ3ヶ月後の9月下旬、チチパスは休暇先で撮影した動画の中でキリオスに再戦を呼びかけ、キリオスも「リベンジマッチをやってやろうじゃないか」と反応していた。

ウィンブルドン以降対戦する機会のなかった二人は今月の8日から10日にかけてサウジアラビアで行われたエキシビション大会「ディルイーヤ テニスカップ」にそろって出場しており、キリオスが初戦で世界14位のキャメロン・ノリー(イギリス)に勝てば、続く準々決勝では初戦を免除された第1シードのチチパスと対戦するはずだった。ところが、キリオスはノリーに敗れ、チチパスもノリーに倒されてしまう。

シングルスで早期敗退となった二人はその後、大会側の意向でペアを組んでダブルスに出場することに。この決定にキリオスが「今夜はチチパスとダブルス」と綴ってサルが口元を押さえている絵文字を5つ添えてTwitterに投稿すると、これをリツイートしたチチパスは「まさかこんなことになるとは」とコメント。2019年に2回ダブルスで組んだことのある二人が、「ウィンブルドン」での一件を経てどんな戦いを見せてくれるのかとファンの間では話題となっていた。

だが、世界10位のフベルト・フルカチュ(ポーランド)と世界118位のドミニク・ストリッカー(スイス)というペアと対戦したチチパス/キリオス組は6-7(3)、6-7(3)のストレート負けと、こちらでも初戦で姿を消すことに。第2セットの途中では互いにまっすぐ前を向きながらベンチに座る二人の姿が捉えられており、ファンたちは「お互い一言も話していない気がする」「まるで仲の悪い生徒たちが無理やり隣同士で座らされているみたいだ」などとTwitterに投稿している。

ダブルスでの試合後、キリオスはInstagramに2枚の写真を投稿。1枚目はこの試合中に無表情なまま目も合わさずに形だけのグータッチをしている二人の姿、そして2枚目は若い頃のチチパスとキリオスのツーショットで、笑みを浮かべた二人は仲良く肩を組んでいる。キリオスがこれらの写真に「現在vs出会った頃」と説明を添えると、チチパスは「君はクレイジーだ!」とコメントしている。

過去5回の対戦では、2021年の「レーバー・カップ」を除いた4試合でキリオスがチチパスに勝利している。2023年シーズンにまたもや対戦が実現するかも注目したい。

なお、「ディルイーヤ テニスカップ」ダブルスでは、キリオス/チチパス組を破ったフルカチュ/ストリッカー組が決勝でマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)/アンドレイ・ルブレフ(ロシア)ペアをフルセットの末に退けて優勝。シングルスでは、第4シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)にストレート勝ちでトロフィーを掲げている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は、まるで仲の悪い生徒たちのような「ディルイーヤ テニスカップ」でのキリオスとチチパス(左より)
(Photo by Alexander Scheuber/Getty Images for MatchMaker)

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