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グランドスラムの決勝でビッグ3を破った4人の選手とは?

2016年「全米オープン」でのワウリンカ

ビッグ3と称されるロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、これまで男子テニス界で数多く優勝を飾ってきた最強選手たちだ。3人は2003年の「ウィンブルドン」以来、男子テニス界を支配し、それ以降に行われた77回のグランドスラムで実に63個のシングルスタイトルを獲得。圧倒的な強さを見せつけてきた。

ビッグ3以外の選手がグランドスラムで優勝することが珍しいという状態が続いていたが、さらに珍しいのはこの3人が決勝で敗れることだ。今回はそれを成し遂げた4人の男子選手を紹介する。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

1:フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン) 2009年「全米オープン」でフェデラーを破る
デル ポトロは2005年の「全豪オープン」以降、初めてビッグ3以外でグランドスラムのトロフィーを手にした選手となった。2009年の「全米オープン」で、過去5年間同大会で連続優勝していた当時の世界王者フェデラーを相手に3-6、7-6(5)、4-6、7-6(4)、6-2で勝利し、初めてグランドスラム優勝を果たした。

第6シードとして出場していたデル ポトロは、第3シードのナダルや世界17位のマリン・チリッチ(クロアチア)らを退け決勝まで駒を進めた。デル ポトロはこの時を最後にグランドスラム優勝から遠ざかっている。

2:ダニール・メドベージェフ(ロシア) 2021年「全米オープン」でジョコビッチを破る
直近のグランドスラム決勝でビッグ3を退けたのはメドベージェフだ。メドベージェフは昨年の「全米オープン」決勝でジョコビッチと対戦。第2シードとして出場していたメドベージェフは、6–4、6–4、6–4でジョコビッチにストレート勝ちし、2005年のマラト・サフィン(ロシア)以来となるロシア人グランドスラム覇者となった。今年に入りメドベージェフは世界王者となり、年末ランキングは7位でフィニッシュ。

今年の「全豪オープン」の決勝でも、メドベージェフはナダルを追い詰め優勝まであと一歩まで近づいた。しかし、ナダルが持ち前の闘志と粘り強さを武器に2セットダウンから逆転勝利を収め21度目のグランドスラム優勝を飾った。

3:アンディ・マレー(イギリス) 2012年「全米オープン」と2013年「ウィンブルドン」でジョコビッチを破る
マレーは1度だけならず、2度もビッグ3に勝利しグランドスラム優勝を果たしている。2012年、マレーは「全米オープン」決勝で前回覇者のジョコビッチ相手に7-6(10)、7-5、2-6、3-6、6-2の大接戦の末に勝利を収め、初めてグランドスラム制覇を成し遂げた。第3シードとして出場したマレーは、第6シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)、世界13位のチリッチ、世界16位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)といった強豪を退け、決勝への切符を手にしていた。

翌年、マレーは「ウィンブルドン」で再び素晴らしい活躍を見せた。決勝戦は第2シードのマレーと第1シードのジョコビッチがブレークし合う白熱した戦いとなったが、肝心なところで上手くポイントを奪ったマレーに軍配が上がった。6-4、7-5、6-4で勝利を手にしたマレーは、自身2度目となるグランドスラムのタイトルを獲得。フェデラー、ナダル、ジョコビッチ以外の選手が「ウィンブルドン」で優勝したのは実に11年ぶりのことだった。

4:スタン・ワウリンカ(スイス) 2014年「全豪オープン」でナダルを、2015年「全仏オープン」と2016年「全米オープン」でジョコビッチを破る
フェデラーと祖国を同じくするワウリンカは、この4選手の中でトップの戦績を誇っている。ワウリンカは3年間で3つのグランドスラム大会で優勝。その全てがビッグ3との決勝戦を制して手に入れた頂点の座だった。

ワウリンカの初のグランドスラム優勝となった2014年「全豪オープン」では、決勝で6–3、6–2、3–6、6–3で当時世界王者のナダルを破った。第8シードとして出場していたワウリンカは、世界2位のジョコビッチや世界7位のベルディヒらを退け決勝へ進出した。

翌年の「全仏オープン」でワウリンカは自身2度目のグランドスラム優勝を果たした。第8シードのワウリンカは、第1シードのジョコビッチを4–6、6–4、6–3、6–4で下した。ワウリンカは、準々決勝で世界2位のフェデラーをストレートで退け決勝へと勝ち進んでいた。

そして3回目のグランドスラム優勝は2016年の「全米オープン」だった。第3シードのワウリンカは、第1シードのジョコビッチを6–7(1)、6–4、7–5、6–3で退け、自身初の「全米オープン」のトロフィーを手に入れた。またワウリンカは決勝前の準決勝で、世界7位の錦織圭(日本/ユニクロ)を逆転で下していた。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2016年「全米オープン」でのワウリンカ
(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)

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