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フェデラーがウィンブルドンから危うく締め出しに!?爆笑エピソードを披露【動画アリ】

「ウィンブルドン」センターコート100周年セレモニーでのフェデラー

20回のグランドスラム優勝を誇るロジャー・フェデラー(スイス)が、「ウィンブルドン」の会場で危うく締め出されそうになったというエピソードを披露している。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じた。

フェデラーは今月7日、友人でコメディアンのトレバー・ノアが司会を務めるアメリカのトーク番組『The Daily Show』に出演。「ウィンブルドン」で男子シングルス最多となる8度の優勝を飾っているフェデラーが最近、その会場に立ち入ることを拒まれたという噂を耳にしたとノアが切り出すと、フェデラーはそれを認め、詳細を語った。

「2週間くらい前のことなんだけど、膝の調子があまり良くなくて、ロンドンにいる医者に診てもらったんだ。時間が読めなかったから事前に“ウィンブルドン”には連絡していなかったんだけど、診察が終わったら帰りのフライトまで2時間あって、“ウィンブルドン”でお茶でもしようという話になった。でも、大会の時以外に行ったことがなかったから、どうやって入ったらいいかわからず、ひとまず来賓用のゲートのところに向かった。一緒にいたコーチのセベリン(ルティ)に“ここは僕に任せてくれ。あそこにいる女性の警備員とちょっと話してくるよ”って言ったんだけど、これが一筋縄ではいかなかったんだ」

施設内に入る方法を尋ねたフェデラーに対してその警備員が放った一言目は、「会員証はありますか?」だったという。「ウィンブルドン」の優勝者には自動的に会員権が与えられるため、フェデラーももちろん会員なのだが、会員証の保管場所すらわからないというフェデラーがそれを持ち歩いているはずはなく、会員であることや、ここでプレーしたことがあることを必死に訴えても、その警備員は「会員でなければ入れない」の一点張り。「こんなことを言ったなんて今でも本当に恥ずかしいんだけど…」と前置きをしたフェデラーは、「困り果てた僕は彼女の目を見て、“僕はここで8回優勝したことがあるんだ。お願いだから会員だということを信じてください。どうやったら入れますか?”って言ってしまったんだよ」と打ち明けた。

渾身の切り札さえも効き目はなく、結局そのゲートから入れなかったフェデラーは、車に乗って反対側のゲートへ。すると、そこではまったく違った対応が彼を待っていた。まずは通りすがりのファンに「ミスター・フェデラー!“ウィンブルドン”にいるなんて!一緒に写真を撮ってもらえませんか?」と勢いよく話しかけられ、こちらの警備員は顔を認識してもらえていたものの同じく会員証を持っているか聞かれたが、フェデラーが「持っていないけど入れてもらえるかな?」と恐る恐る聞くと、「もちろんです!今からお迎えできるように手配しますね」と歓迎されたという。

やっとのことで中に入れたフェデラーは、会長をはじめとする関係者とともに一時間ほどティータイムを楽しんだそうだ。フェデラーは「反対側に回ってさっきの女性の警備員に手を振って、中に入れたことをアピールしようかと思ったんだけど、さすがにそれはやめておいたよ」と話し、スタジオから爆笑と拍手を誘っている。

ノアはフェデラーの紳士的な対応と謙虚さを称えるとともに、女性警備員を称賛した。「彼女はしっかりと自分の責務を果たしたわけだから、給料を増やしてもらうべきだね。もしかしたら君がロジャー・フェデラーのそっくりさんだったかもしれないわけだから、しつこく会員証を求めたのは正解だ」

フェデラーは同番組内で、家族やチーム以外で最初に現役引退を伝えたのはラファエル・ナダル(スペイン)だったことを明かした。フェデラーがSNSの投稿を通じて引退を発表したのは9月15日のことだが、その直前、「全米オープン」が終わったタイミングでフェデラーはナダルに電話をかけ、自分にとって最後の大会となる「レーバー・カップ」で一緒にダブルスを組んでほしいと頼んだという。その時ナダルは「信じられないことだけど、わかった。何があっても一緒にプレーするよ」と答えてくれたそうだ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ウィンブルドン」センターコート100周年セレモニーでのフェデラー
(Photo by Shi Tang/Getty Images)

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