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モンフィス、プロテクトランキングのために全豪欠場へ

2020年「ATP500 ロッテルダム」でのモンフィス

元世界ランキング6位のガエル・モンフィス(フランス)が、プロテクトランキングの資格を得るために2023年の「全豪オープン」を欠場するつもりであることがわかった。仏テニスメディア Tennis Majorsが報じている。

モンフィスは今年8月に行われた「ATP1000 モントリオール」の3回戦で、その4ヶ月ほど前に負傷していた右足かかとを再び痛めて試合を途中棄権。これが今季最後の大会となった彼は、現在世界52位にまで順位を下げており、これはフランス勢として4番目の順位になる。そんなモンフィスが、プロテクトランキングを使ってモントリオール大会当時のランキング(世界20位)で大会に出場するには6ヶ月間にわたりツアーから離れていなければならないため、2023年1月に行われる「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2023年1月16日~1月29日/ハードコート)を欠場するつもりだと発言。来シーズンやその先についてこう語っている。

「2023年は僕にとっては重要な年になる。怪我から復帰して2024年の“パリオリンピック”に出場できるよう競争力を高めていかなければならない。今度のオリンピックが最後になると思うから絶対に逃したくないんだ。2024年が現役最後の年であってはほしくないけど、その次の年ならいいかなと思っている。以前は40歳までプレーしたいと言っていたけど、娘と過ごす時間が増えるにつれて、もう少し早く引退してもいいような気がしてきたんだ」

現在36歳のモンフィスには10月、妻である元世界3位のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)との間に第一子となる娘のスカイちゃんが誕生している。この数ヶ月で選手としての苦しみと父親になる喜びの両方を経験したモンフィスは、ブログで今の心境を語った。

「8月の試合中に負った筋膜の断裂(つまり、1万人の前で足を怪我したんだ。動画はネットで見られるよ)の治療でここ数ヶ月はコートを離れていた。その上、踵骨棘(しょうこつきょく)というものも患っている。まさに弱り目に祟り目だ。今年の初めには世界ランキングでトップ20に入って最高のプレーをしていただけに、本当に悔しい。幸いなことに僕のチームには素晴らしいメディカルスタッフがいて、来年に向けて調子を取り戻す手助けをしてもらっている。(ただ、プロテクトランキングを優先するつもりだ)」

「それを踏まえた上で、もっと広い視点で見れば、この怪我は不幸中の幸いだったと思っている。僕は父親になったんだ!約1ヶ月半前にエリナと僕の間に初めての子ども、スカイが生まれた。この怪我のおかげで、移動、トレーニング、大会出場を繰り返す通常のシーズンよりもはるかに多くの時間をエリナや娘と過ごすことができた。早くコートに戻りたいという気持ちと同時に、二人と離れなければならないという罪悪感や寂しさがすでに湧いているところだよ」

モンフィスは今月4日、スビトリーナの財団が主催するモナコでのウクライナ支援イベントに出席。イベントではセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)のコーチを務めたことで有名なパトリック・ムラトグルー(フランス)のレッスンを受けられる権利や、ラファエル・ナダル(スペイン)が今シーズン最後の試合で使用したサイン入りのシューズ、2023年の「ウィンブルドン」決勝のチケットなどがオークションにかけられたこともあり、17万ユーロ(約2300万円)以上の資金が集まったという。

※為替レートは2022年12月5日時点

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2020年「ATP500 ロッテルダム」でのモンフィス
(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)

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