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間もなく復帰予定のズベレフ、足首のひどい怪我の後で「歩けた時はものすごく嬉しかった」

「全仏オープン」で大怪我を負ったズベレフ

元世界ランキング2位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は2022年シーズン途中で大怪我を負い、何ヶ月もツアーを離れることになった。だがズベレフは悲観せず、一歩ずつ復帰に向けて準備を進めてきた。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

今年6月の「全仏オープン」準決勝でズベレフは、ラファエル・ナダル(スペイン)との試合の途中で大怪我を負った。6-5で迎えた第2セットの第12ゲームでズベレフは右足首を大きくひねり転倒。そのまま棄権を余儀なくされたズベレフは松葉杖をつきながら会場を去った。検査の結果、右足の外側の靭帯3本すべてを断裂したことが判明。ズベレフはすぐさま手術を受け、その後はリハビリに専念した。

12月になりようやく復帰が見えてきたズベレフは、インタビューでこれまでの回復について語った。ズベレフは前向きな姿勢を維持することが重要だったとし、たとえそれが怪我をしてから初めて歩いたというシンプルなものであっても、小さな目標を達成することがとても嬉しく感じたとリハビリ中の心境を打ち明けた。

「新しい挑戦だった。復帰して今まで自分がいた場所に戻ろうとする時は、小さな目標を立てる必要があるんだ。初めて歩けた時、僕はものすごく嬉しかった。初めて走れた時もものすごく嬉しかった。今までは出来ていたことさ。楽な時間ではなかったよ」

当初ズベレフは9月の「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」で復帰する予定だったが、新たに骨浮腫を発症し復帰時期を遅らせることになった。ズベレフは、サウジアラビアで12月8日から10日まで行われるエキシビション大会「ディルイーヤ テニスカップ」でコートに戻ってくる予定だ。

一方ズベレフの兄ミーシャ・ズベレフ(ドイツ)も、弟のシーズンを中断させた足首の怪我の療養状況やトレーニングについてコメントした。ミーシャ曰く、弟はしっかりとトレーニングを積んでおり、次のステップは2023年シーズンが始まる前にできるだけ多く試合に出ることだという。トレーニングだけでは十分でない理由について、ミーシャは次のように説明した。「観客のいないトレーニングはまったくの別物。再びアドレナリンを感じるためにはボールキッズや審判がいる環境下で、トッププレーヤーと一緒にコートに立つ必要がある」

「彼に必要なのは、来シーズンが始まる前に数試合こなすこと。ナダルとの素晴らしい試合の後から、1試合もプレーできてないからね。だからいくつかのエキシビション大会にエントリーしたんだ」

ズベレフは「全仏オープン」で怪我を負った後自己最高の世界2位に到達したが、長期間ツアーから離脱していたために年末ランキングでは12位まで順位を落とした。来季怪我から完全復活し、活躍してくれることを祈ろう。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全仏オープン」で大怪我を負ったズベレフ
(Photo by Shi Tang/Getty Images)

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