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チチパスがフェミニズム批判で炎上。自ら火消しに奔走

「全米オープン」でのチチパス

世界ランキング4位のステファノス・チチパス(ギリシャ)がフェミニズムを批判する内容をTwitterに投稿して炎上している。米テニスメディア Tennis.comなど複数のメディアが報じた。

今シーズンは「ATP1000 モンテカルロ」と「ATP250 マヨルカ」で優勝し、「ATP1000 ローマ」と「ATP1000 シンシナティ」を含む5大会で準優勝を飾ったチチパスは、グループステージ敗退に終わった「Nitto ATPファイナルズ」を最後にオフシーズンに入っている。今後は12月8日から10日にかけてサウジアラビアの首都リヤドで開催される「ディルイーヤ大会」に出場する見込みだ。そんなチチパスがTwitterに投稿した内容が多くの反感を買うことになった。

今回の騒動の元になったのは、10代にして億万長者となった起業家のIman Gadzhiが3月にTwitterに投稿したこの内容。「現代のフェミニズムは男性を憎むようにと女性に教えている。女性であることを誇りに思う女性も憎むようにと。そして、男性が男性であることを恥じるようになる。最初は純粋だったものが、ここまで負の連鎖を起こすのを見るのは本当に残念だ」

この投稿に対して、チチパスが今月1日になって反応。前述の投稿をリツイートした上で、Gadzhiなどに宛てて以下のようにリプライした。「僕の考えでは、誰もが他者と同じく平等であり、またそうであるべき。経歴、性別、宗教、民族、人種に関係なく。現代のフェミニズムは男女平等から、男性を蔑視しようとする怒りのカルトへと変貌している。これが公平と言えるのだろうか?」

これがテニスファンを含む多くの人の逆鱗に触れ、有名スポーツ選手としてその影響力に責任があるにもかかわらず、あまりにも思慮がない投稿だとして批判されている。

「彼のように若くて有名な男性がこんなに無知で教養のないことをツイートするなんて信じられない。あなたが“現代のフェミニスト”にどのように蔑まれたのか、その例を知りたいわ」

「女性たちは嫌がらせや差別、虐待、性的暴行を受け、権利を否定され、女性であるというだけで殺害されることもあるのに、彼が心配しているのはフェミニズムによって男性が蔑ろにされることだって」

「現実の世界を知らず、億万長者の白人男性アスリートという特権を利用して発言するとこういうことになるのよ」

Twitterのフォロワーが35万を超えるチチパスは、これまでに何度もほかの人の投稿や発言を盗作しているとして非難されており、「大学の教室に足を踏み入れたこともなく、日常的にTwitterやInstagramの投稿を盗用している白人で大金持ちの男性に、“現代のフェミニズム”とは何かについて意見を述べる権利はない。自己認識がないのか?」といった厳しい反応も見られた。また、今回のコメントの一部もアメリカのパロマー大学が2017年に発行した記事に酷似していると指摘されている。

同じ日にチチパスは男女平等について述べたGadzhiの別の投稿に何度もコメントし、今度はフェミニズムを称えるなどして火消しに奔走しているようだ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全米オープン」でのチチパス
(Photo by Julian Finney/Getty Images)

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