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イギリス人女子選手として44年ぶりにグランドスラムを制したラドゥカヌ、チャールズ国王から勲章を授かる

ウィンザー城で勲章を授かったラドゥカヌ

1年と少し前、18歳だったエマ・ラドゥカヌ(イギリス)は、「全米オープン」でグランドスラムでは史上初となる予選通過者として優勝を果たした。その功績により、ラドゥカヌは11月29日にウィンザー城でチャールズ英国王から大英帝国勲章を授けられた。英スポーツメディアEurosportなどが報じている。

ラドゥカヌが最初に注目を浴びたのは、2021年の「ウィンブルドン」。世界ランキング338位だったラドゥカヌはワイルドカード(主催者推薦枠)として出場し、1回戦でツアー初勝利を挙げるとトップ50選手を次々に破って4回戦に進出、地元イギリスのテニスファンを歓喜させた。そして同年の「全米オープン」に世界150位として挑むと、予選3試合と本戦7試合で1セットも落とすことなくタイトルを獲得。イギリス人女子選手のグランドスラム優勝は、1977年「ウィンブルドン」でのバージニア・ウェイド以来、44年ぶりのことだった。

受勲にあたりラドゥカヌは、「国王陛下から勲章を授かったのは素晴らしいことでした。とてもとても感謝しています」と述べている。

「全米オープン」後、チャーミングな笑顔と飾り気のない人柄もあいまってラドゥカヌは一躍人気者になり、ディオール、ティファニー、ポルシェ、ブリティッシュ・エアウェイズといった一流企業と契約。昨年一年間の収入は約2100万ドル(約29億円)に上った。

今年7月にはランキングは世界10位まで上昇。だが昨年の「全米オープン」後は何度も怪我に見舞われており、思うような戦績は残せず、今年9月に昨年獲得したポイントを失うと、現在は世界75位まで下がってしまっている。

11月に出場予定だった国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ・ファイナルズ」にも右手首の怪我のため参戦できなかったが、ラドゥカヌはまだ20歳になったばかり。19歳で「全仏オープン」を制したイガ・シフィオンテク(ポーランド)が、2年後に素晴らしい世界女王となった例もある。ラドゥカヌの今後に期待しよう。

※為替レートは2022年11月30日時点

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真はウィンザー城で勲章を授かったラドゥカヌ
(Photo by Andrew Matthews - WPA Pool/Getty Images)

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