21歳の世界女王イガ・シフィオンテク(ポーランド)は、信じられないような2022年シーズンを過ごした。2つのグランドスラムを含む8大会で優勝、シーズン前半での37連勝。ようやくオフシーズンを迎えた今、シフィオンテクはSNSを更新し、黒いビキニに黒いサングラス姿で波と戯れる写真に添えて「一言や一つの文章では書ききれない」今シーズンについて振り返った。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じている。
「確かにわかっているのは特別な一年だったこと、決して忘れないでしょう。結果は素晴らしかったけれど、自分自身について学んだ、それは全く別の話」とシフィオンテクは綴っている。
「まだまだやるべきこと、挑戦や学ぶべきことがある、それを思うとワクワクする。まだ少し実感はわかないけれど、成し遂げたすべてのことをチームなしではできなかったでしょう。チームに、家族に、そして応援してくれて今シーズンずっと私を支えてくれたみんなに、ありがとう。みんなのお陰もあって、今シーズンはすごい冒険だった!」とチームや家族、そしてファンに感謝を述べた。
絶対女王とも思われたアシュリー・バーティ(オーストラリア)が3月に突然引退し、降ってわいたように世界女王となったシフィオンテクだったが、その後の活躍で自らその地位にふさわしいことを証明してみせた。12月にはチーム戦形式でのエキシビション大会「ワールド・テニス・リーグ」への出場が予定されているシフィオンテク。短いオフシーズンにしっかりと心身の疲れをとって、来シーズンもまた素晴らしい活躍を見せてくれることを期待しよう。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真は「WTAファイナルズ フォートワース」後のシフィオンテク
(Photo by Robert Prange/Getty Images)