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未成年へのわいせつ行為などを疑われるポーランド協会会長が辞任

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わいせつ行為やDV行為などの疑惑が浮上していたポーランドのテニス協会会長、ミロスラフ・スクルジプジンスキー氏が辞任した。ロイター通信など複数のメディアが報じている。

スクルジプジンスキー氏がかつてテニスクラブでコーチを務めていた際、未成年の女子に対して胸やお尻を触るなどの不適切な行為を行っていたと、ポーランドのニュースサイト Onetが報じたのは10月末のこと。同氏はさらに、選手を指導する時には性的なコメントが多く、娘や元妻とその母親といった身内の女性に対しても身体的・精神的暴力を振るっていたとの証言があがっていた。

疑惑を全面否定するスクルジプジンスキー氏が、告発者は実名を出していないとしてその信頼性を問う中、今月21日にはポーランドの国会議員であるKatarzyna Kotula氏が、同氏の指導を受けていた1990年代前半、13歳の時から3年にわたって何度も同じ被害に遭っていたと発言。その直後の22日にはポーランドを代表する男女トップ選手たち、世界女王のイガ・シフィオンテクと世界ランキング10位のフベルト・フルカチュが立て続けに声明を発表、この件について当局が判断して適切に対応することを求めていた。

2017年から会長職に就くスクルジプジンスキー氏自身は23日時点でも依然として疑惑を否定し、無実であることを法廷で明らかにするという姿勢を示していた。だが翌24日、彼が辞任したとポーランドテニス協会が発表。声明によれば「協会の幹部との会合においてスクルジプジンスキー氏が会長職から降りることになり、その場で満場一致で受け入れられた」という。協会はさらに、同氏に対する疑惑については女性だけで構成された独立組織によって調査される予定だと伝えている。

この件をめぐっては前述の議員以外の政府関係者も動きを見せており、国有資産大臣でもあるJacek Sasin副首相がポーランドテニス協会のスポンサーを務める国営石油会社 PKN Orlenに対して同協会への資金提供を控えるよう示唆しているとも報じられていた。

なお、スクルジプジンスキー氏に代わる協会会長には、副会長だったDariusz Lukaszewski氏が就くことになる。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真はイメージ
(Photo by Will Russell/Getty Images)

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