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ロディックがATPの賞金増額を称賛「これでチャレンジャー大会の選手も夢を追い続けられる」

2021年「レーバー・カップ」でのフェデラー(左)とロディック

2023年はツアー大会とチャレンジャー大会の両方で賞金総額が過去最高額になるとATP(男子プロテニス協会)が発表したことを受け、元世界王者のアンディ・ロディック(アメリカ)たちが意見を述べている。スポーツウェブメディア Sportskeedaが報じている。

ATPが今月17日に発表した声明によれば、単年度の伸び幅としては過去最多となる3750万ドル(約52億円)が追加され、2023年シーズンのATPツアーおよび下部大会であるチャレンジャー大会の賞金総額は合わせて2億1790万ドル(約303億円)という史上最高額になる。なお、4つのグランドスラムはそれぞれの運営団体が独自の財源を有するため、今回の賞金増額には含まれていない。

ATPツアーにおいては主にマドリード、ローマ、上海で開催される3つのマスターズ1000大会が開催期間を8日から12日に拡大することにより、選手に支払われる賞金総額が1860万ドル(約26億円)増加する。2025年にはさらに2つのマスターズ1000大会が拡張を予定しているため、ツアーレベルで戦う選手たちには今後より多くのランキングポイントや賞金を獲得するチャンスがもたらされる。

一方のチャレンジャー大会では、ツアー大会との賞金格差や劣悪な環境が以前から批判されていたが、2023年シーズンからようやく導入される大幅な改善の一環として、各大会での賞金が増えるとともに新たな大会も追加される。その結果、賞金総額は今年と比べておよそ75%増え、1210万ドル(約17億円)から2110万ドル(約30億円)へとなる見込みだ。

残りの増額分はボーナスプールに割り当てられ、大会成績などに応じてATPツアーとチャレンジャー大会それぞれで特に活躍している選手たちに分配される。

ロディックは、特にチャレンジャー大会の賞金が増えたことを喜んだ。「これでチャレンジャー大会の選手たちも次の週のことを心配せず、もう少し余裕を持って夢を追い続けられる。ホテルに泊まる余裕はあるか?旅費は足りるか?目標に向けて必要なスケジュールをこなせるか?自分のゲームに合ったサーフェスでプレーするためのフライトを取る余裕はあるか? これらはすべて、選手が世界ランキング150位になった時に直面する大きな問題なんだ。テニスファンとしてはこれが一番嬉しいね。大きな進歩だ」

また、元世界王者のジム・クーリエ(アメリカ)もロディックと同意見を述べている。「これは選手たちにとって朗報だ。特に、チャレンジャー大会に参加している選手たちは喜ぶだろう。彼らはみんな経費と賞金がトントンのような生活をしながら夢を追っている。情熱を追い求め、勝つたびに賞金がどんどん増えていく上位の大会に上がろうとする彼らにとって、これはかなり大きい」

※為替レートは2022年11月26日時点

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「レーバー・カップ」でのフェデラー(左)とロディック
(Photo by Carmen Mandato/Getty Images for Laver Cup)

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