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全勝でファイナルズ優勝を果たしたジョコビッチ「僕の野心に限界はない」

「Nitto ATPファイナルズ」でのジョコビッチ

シーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月13日~11月20日/室内ハードコート)で全勝優勝を果たしたノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、今の心境を語った。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。

グループステージから決勝までの5試合で、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)、ダニール・メドベージェフ(ロシア)、テイラー・フリッツ(アメリカ)、キャスパー・ルード(ノルウェー)を立て続けに破り、トップ選手たちの中の頂点に立ったジョコビッチ。これでロジャー・フェデラー(スイス)が持つ大会最多優勝記録(6回)に並んだ彼は、試合後の記者会見で熱い思いを語っている。

「将来どうなるかはわからないけど、僕の心の中にあるのは、もっとトロフィーを獲得したいというハングリーな気持ちだ。テニスの歴史を作り、世界のトップレベルで戦い、スポーツファンやテニスファンに感動を与えること。それが僕の原動力になっている。いろいろな要素がモチベーションになるけど、今のところそれが欠けることはないね。もちろん、誰にでもうまくいかない日や週はある。それでも、強い気持ちは残っている」

「僕は常に自分を世界最高の選手だと考えている。そういうメンタリティとアプローチで臨んでいるんだ。ネットの向こう側に誰がいようと、どんなサーフェスであろうと、今がどのシーズンであろうと、プロ何年目であろうとね。いつも同じなんだ。僕の野心に限界はない。最高の形でシーズンを締めくくることができ、今年は室内でプレーしたほとんどの大会で優勝することができた。特別なつながりがたくさんあるイタリアでプレーできたことは、このトロフィーと優勝をより特別なものにしてくれた」

妻子が見守る中で優勝を果たしたジョコビッチは家族への思いも語った。「来てくれた妻と子どもたちにとても感謝している。ツアー中は子どもたちとこのような時間を過ごすことはあまりないから、できる限り楽しもうと思っている。特に息子はテニスのトレーニングやウォーミングアップ、試合にたくさん連れて行ったんだ。決勝ではとても大きな声援を送ってくれて驚いたよ。夢中で応援してくれていたね」

「家族のおかげでツアー生活が過ごしやすくなる。このような大きな大会ではプレッシャーや期待、緊張感があるけど、彼らがいるとそれが少し和らぐし、家族と充実した時間を過ごすことができる。そうすることで心が落ち着き、翌日に最高のテニスができるようになる。僕はこういう時間をとても大切にしているんだ。子どもたちが大きくなるにつれて、一緒に過ごしている時間の特別さにもっと気づいてくれるといいね」

今シーズンのジョコビッチは新型コロナワクチンを打っていないことで「全豪オープン」に出場できず、北米大陸のシーズンをまるまる逃すことになったが、出場機会が限られる中にもかかわらず、11個の大会のうち5大会で優勝。「ウィンブルドン」で21個目のグランドスラムタイトルを獲得したほか、「ATP1000 ローマ」も制している。

そんなジョコビッチについてコーチのゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)は、ファンにとっては嬉しく、ライバルにとっては恐るべき言葉を残している。「彼は22歳の時よりハードに練習している。だからこそ彼は今も強く、これからもさらに良くなるだろう。練習への意欲、向上心、より良くなろうとする意志は素晴らしい。彼はまだ勝利に飢えていて、大会に勝ち続けており、信じられないようなテニスをしている。彼は来シーズンに向けての準備をすでに考えているよ」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのジョコビッチ
(Photo by Shi Tang/Getty Images)

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