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ジョコビッチが全勝優勝!フェデラーの記録に並ぶ[Nitto ATPファイナルズ]

「Nitto ATPファイナルズ」優勝トロフィーを抱えるジョコビッチ

現地20日の「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月13日~11月20日/室内ハードコート)最終日、シングルスとダブルスの決勝が行われた。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。

世界トップ8の選手たちが出場するこのシーズン最終戦、8人が4人ずつ2つのグループに分かれて総当たり戦を行い、各組上位2位の選手たちが勝ち抜き戦へと進んでいた。

シングルスの決勝では、第3シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)と第7シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が対戦。ジョコビッチは第1セットの第2・第6ゲームで得たチャンスは逃したものの、第12ゲームで手にした機会をモノにしてこのセットを取る。さらにジョコビッチは第2セットで4-1とリードすると、ルードに一度もブレークチャンスを与えることなく、7-5、6-3で勝利した。

35歳ジョコビッチのシーズン最終戦制覇は7年ぶり6度目。ロジャー・フェデラー(スイス)が持つ最多優勝記録(6回)に並ぶとともに、フェデラーが保持していた最年長優勝記録(2011年に30歳で優勝)を大幅に塗り替えた。また、5戦全勝を達成したことにより、1,500ランキングポイントと史上最高額の賞金となる474万300ドル(約6億6800万円)を獲得している。

「決勝のような重要な試合では、ちょっとしたことで勝負が決まるものだ。各セット、1回のブレークで十分なことはわかっていた。僕たち二人ともいいサーブが打てていたけど、いくつかの決定的な場面、例えば第1セットの第12ゲームのような局面で、僕はより多くのリターンが打てたね。彼を走らせ、プレーさせた自分のテニスに満足している」と試合を振り返ったジョコビッチ。7年ぶりの優勝について「7年待ったことにより、この優勝がさらに喜ばしく、大きなものになったよ」と喜んでいる。

一方、敗れたルードは今季4度目の準優勝。「全仏オープン」「全米オープン」といった重要な大会で最後にタイトルを逃していることから「こういう大きな大会で最終的に負けてしまうのは残念だよ」と悔しがった。とはいえ、クレーコートを得意とする彼にとって室内ハードコートの大会で初めて決勝に進めたことは大きな進歩のようで、「最も驚くべきことの一つ」と表現している。

ここまで全勝同士の対戦となったダブルスの決勝では、第2シードのラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)ペアが第4シードのマテ・パビッチ(クロアチア)/ニコラ・メクティッチ(クロアチア)ペアに7-6(4)、6-4で勝利。ラム/ソールズベリー組は第1セット序盤に訪れたピンチをしのぎ、タイブレークの末にこのセットを取ると、第2セットでは早々に奪ったリードをそのまま保ち、準優勝に終わった昨年の雪辱を果たした。

イギリス人として初の最終戦チャンピオンとなったソールズベリーは、「チームとして最高の試合の一つ。今週は厳しい状況もあったけど、ずっと団結して戦えたことを誇りに思う」と発言。一方、ボブ・ブライアン、マイク・ブライアン、ジョン・マッケンロー、アーサー・アッシュらに続いてアメリカ人として18人目の王者に輝いたラムは、「とてもクールだね。アメリカには偉大なダブルス選手が数多くいて、多くの人がこのタイトルを手にしてきた。彼らの仲間入りができたなんて光栄だよ」と述べている。

※為替レートは2022年11月21日時点

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」優勝トロフィーを抱えるジョコビッチ
(Photo by Shi Tang/Getty Images)

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