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ワウリンカ、フェデラー夫妻との“弱虫”騒動を語る「とても緊迫した状態だった」

2014年「デビスカップ」でのワウリンカとフェデラー

スタン・ワウリンカ(スイス)とロジャー・フェデラー(スイス)は、スイス代表として国別対抗戦の「デビスカップ」やオリンピックで共に闘ったチームメイトであり友人だ。しかし、2014年の「ATPファイナルズ」で2人は激しい言い争いになったことがあった。英スポーツメディア EUROSPORTなど複数メディアが伝えている。

今シーズン最後のマスターズ1000大会「ATP1000 パリ」にプロテクトランキングで出場したワウリンカは1回戦でオルガ・ルーネ(デンマーク)と対戦し、6-4、5-7、6-7(3)で惜しくも敗れた。試合後ネット際で握手を交わした際に、ワウリンカはルーネの手を握りながら耳元で「コート上で赤ちゃんみたいに振る舞うのは止めた方がいい」と告げたと報道されている。しかし、過去にワウリンカはフェデラーの妻ミルカさんから「弱虫」呼ばれ、フェデラー夫妻と騒動を起こしたことがある。

事が起こったのは、2014年の「ATPファイナルズ」準決勝でのことだった。フェデラーとの対戦中、騒がしいフェデラーのコーチングボックスに向かって文句を言ったところ、フェデラーの妻ミルカさんに「弱虫」と叫ばれたのだ。

これを聞いたワウリンカは、フェデラーに「彼女は何といったんだ?」と尋ね会場は異様な空気に。そしてコートチェンジの際、ワウリンカは主審に「“ウィンブルドン”でも同じことをされたんだ。彼女の側にいると、いつもサーブの前に叫ぶんだ。耐えられない」と説明した。

この試合ワウリンカはマッチポイントを握ったものの、最終的にはフェデラーが試合を制した。試合後、頭に血が上った2人は選手控え室で口論になったという。「準決勝の後は、とても緊迫した状態だったよ」と当時を振り返ってワウリンカは言った。

「2人ともすごく頭にきていたし、とても複雑な気分だった。当時は廊下やロッカールームにメディアがいなかったからよかった。でも、自分のせいで起こったことではないことで感情に捕われてしまった時は、どこかの時点で距離を取ることを覚えなくてはいけないんだ」

「共に乗り越えたすべてのことを忘れてはいけない、お互いに会わずにその夜と次の日が過ぎるのを待って、そしてまた話し合うのさ。僕たちはその後”デビスカップ”に出場するということを忘れるわけにはいかなかった。大ごとになってしまったけれど、このせいで勝利を台無しにしたくなかったんだ」

幸い、この時の口論によってフェデラーとワウリンカの関係にひびが入ることはなかった。そしてその年フェデラーとワウリンカが率いるスイスチームは「デビスカップ」で見事優勝を果たした。

ワウリンカは、今年9月にフェデラーが引退した際の自身の気持ちを次のように表現した。「僕はロジャーのために泣いたよ。重く、強い感情だった。この事を話すのも難しいくらいだ。僕がツアーに参戦した時、彼はすでにそこにいた。彼は僕の兄みたいな人だった。友達だったんだ」

※写真は2014年「デビスカップ」でのワウリンカとフェデラー
(Photo by Julian Finney/Getty Images)

WOWOWテニスワールド編集部

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