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Next Genファイナルズ覇者ナカシマ「多くの人は知らないけど、実は…」

「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」トロフィーを掲げるナカシマ

世界ランキング48位のブランドン・ナカシマ(アメリカ)が「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」で初優勝を果たした。決勝戦では4-3(5)、4-3(6)、4-2のストレートで第5シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)に勝利。21歳のナカシマがこの快挙を振り返った。スポーツウェブメディアSportskeedaなど複数メディアが伝えている。

「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」は期待の若手の登竜門であり、現在19歳で世界王者のカルロス・アルカラス(スペイン)や、世界トップ5にいる20代のステファノス・チチパス(ギリシャ)やキャスパー・ルード(ノルウェー)、ダニール・メドベージェフ(ロシア)らも過去に参戦してきた。

試合後、ナカシマは若手の頂点に立った気分を「アメリカ人としてこのミラノの地でプレーできるのは世界一素晴らしい気分さ。このタイトルをアメリカに持ち帰って、少し休暇を取るよ」と述べた。そしてチームに感謝することも忘れなかった。「チームはすごく重要な意味を持つよ。僕たちは一緒に素晴らしい一年を過ごした。うまく協力してきたんだ。僕は今の立ち位置に満足しているし、今回の優勝を満喫するよ」

ミラノでの一週間を振り返り、ナカシマは自身のプレーぶりに非常に満足しているそうだ。ただし、ラフェチュカとの決勝戦はどちらが勝ってもおかしくなかったと付け加えた。「今、僕はとても満足しているよ。週を通してずっと素晴らしい大会だった。決勝は厳しい戦いだったね。どちらが勝ってもおかしくない時がいくつかあった」

ナカシマが語るようにラフェチュカとの決勝戦は、簡単にはいかなかった。第1セット序盤、ナカシマはラフェチュカに押され、一時は1-3とリードを許した。だがナカシマがそこから3ゲーム連続で勝利し、その後タイブレークを制して第1セットを勝ち取った。次のセットもタイブレークにもつれ込んだが、80分ほどで試合の決着が着いた。

決勝戦開始直後は緊張していたと、ナカシマは振り返る。「決勝だったからね。プレッシャーのかかる場面もあったよ。最初は少し緊張していたんだ。でも、そこから早めに巻き返せたし、最後はしっかり決めきれたのが良かったね」

最も記憶に残っている試合は2008年「ウィンブルドン」決勝のロジャー・フェデラー(スイス)対ラファエル・ナダル(スペイン)戦だと語っていたナカシマ。逆境での粘り強さはベテランの試合を見て学んだのかもしれない。

最近はテイラー・フリッツ(アメリカ)やフランシス・ティアフォー(アメリカ)をはじめとして、20代のアメリカ人選手の活躍が目立つようになってきている。インタビューで現在のアメリカテニス界について聞かれたナカシマは、次のようにコメントしている。

「今、アメリカのテニス界はすごく良い位置にいて、今後も成長していくと思っている。トップ100に入っている選手も多いし、それぞれがユニークなスタイルを持っているんだ。みんな勝利を重ねていって、大きな影響を与えるようになると確信している。アメリカ人がいい成績を残しているのを見るのは嬉しいよ。僕たちはお互いに切磋琢磨しているし、もちろんいい関係も築けている。そういった点もアメリカのテニス界の大きな特徴だと思うよ」

同じインタビューでお気に入りの絵文字について聞かれたナカシマは、次のように回答。「一番良く使うのは、たぶん泣き笑いの絵文字だね。横に傾いているやつさ。多くの人は知らないけれど、実は仲のいい友達や家族には冗談を言うのが好きなんだ」

ナカシマは、Next Genファイナルズの覇者として今後さらに注目を集めるだろう。そして来シーズンはナカシマのお茶目な一面をもっと見られるようになるかもしれない。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」トロフィーを掲げるナカシマ
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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