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年末1位に輝いたアルカラス、「100%で臨む」来季の目標を明かす

トリノで年末1位のトロフィーを抱えるアルカラス

「全米オープン」優勝直後の9月12日に初めて世界ランキング1位となったカルロス・アルカラス(スペイン)が、一度もその座を明け渡すことなくシーズンを終えることが決まった。そんな彼のコメントをATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

「ATP1000 パリ」の準々決勝で腹筋を負傷したアルカラスはシーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月13日~11月20日/室内ハードコート)を欠場することに。その結果、年末ランキングで1位を維持できるかどうかは、2位につけるラファエル・ナダル(スペイン)と3位のステファノス・チチパス(ギリシャ)の二人がファイナルズでどのような結果を残すかにかかっていた。

「Nitto ATPファイナルズ」で全勝優勝することが1位獲得の絶対条件となっていたチチパスは、グループステージ第1戦でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ、三つ巴から先に脱落。第1戦でテイラー・フリッツ(アメリカ)に敗れたナダルはそれでも大会で優勝すればトップに立つことができたが、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)との第2戦も落としたことでアルカラスの年末1位が確定した。

現地16日の夜に「Nitto ATPファイナルズ」の会場で年末1位のトロフィーを受け取ったアルカラスは、史上最年少(19歳と214日)でこの栄誉に浴することに。2001年にレイトン・ヒューイット(オーストラリア)が樹立したそれまでの最年少記録(20歳と275日)を大きく更新した。アルカラスは「このトロフィーを掲げられることに心から感謝している。大きな目標を達成することができて、これまでの努力が報われた。世界1位としてこのトロフィーを受け取り、たくさんのレジェンドたちとともにテニスの歴史に名を刻むことができて最高の気分だよ」と喜びを語った。

怪我についても触れたアルカラスは「すごく早く回復できている。最初の一週間でかなり良くなったんだ。来シーズンが始まる頃には準備万端だと思っている。100%で臨むつもりだよ」と話しており、今は気持ちを切り替えて、身体を休ませるために休暇を楽しんでいるという。スペインのスポーツ紙 Marcaによれば、アルカラスは1月16日から始まる「全豪オープン」までツアー大会には出場しないという。12月にアラブ首長国連邦のアブダビで、1月にオーストラリアのコーヨンでそれぞれ開催されるエキシビション大会に出場しながら長いオフシーズンを取るとのことだ。

今シーズン、「全米オープン」のほかにマスターズ1000大会も2つ制したアルカラスは、来季もビッグタイトルを狙っている。「来年の一番の目標はグランドスラムだ。ほかはどうでもいいという意味ではなくて、とにかくグランドスラムにフォーカスしたい」と目標を語っている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真はトリノで年末1位のトロフィーを抱えるアルカラス
(Photo by Nicolò Campo/LightRocket via Getty Images)

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