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来季のトップ10復帰を目指す元全米女王アンドレスク「あと半年で良い結果が出せる」

2021年「全米オープン」でのアンドレスク

元全米女王のビアンカ・アンドレスク(カナダ)は、メンタルヘルス問題に苦しんだ影響で半年ほどツアーから離脱し、その間に引退も考えるなどやや不安定なシーズンを送った。しかし、シーズンの終わりを前にして気持ちを新たにしたようだ。復帰後着実にランキングの順位を上げることに成功したアンドレスクは、来シーズンは本来の実力を発揮できると自信を覗かせた。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

22歳のアンドレスクは、今シーズン33試合に出場し、20勝13敗と浮き沈みの激しい結果を残した。数字だけ見ると大活躍を見せた数年前の水準より競争力が落ちてしまったかに見えるが、アンドレスク自身はトップ選手に競り負けることが多かったのが要因だと分析した。

母国のポッドキャスト番組に出演したアンドレスクは、半年で以前のような最高の状態まで調整できると明言し、2023年シーズンに向けてプレシーズンのトレーニングに精を出すつもりだと語った。

「今は、本当に所々で数ポイント失ってそれが決定的なポイントになってしまったと思っているの」と今シーズンの結果についてコメント。「今年素晴らしいプレシーズンを送ることができれば、来年は、それこそあと半年で良い結果が出せると思っているわ」

シーズン離脱中には世界ランキングトップ100から落ちてしまったアンドレスクだが、その後トップ50に舞い戻り、現在は世界45位につけている。しかし、元世界4位のアンドレスクはできるだけ早くトップ10に返り咲くことを目指している。特に、トップランカーたちとの試合で良い結果を残すことが鍵だそうだ。

「トップ50にいるのは好きじゃないわね。トップ10に絶対に戻りたい。でも今年は接戦だったけれど、トップクラスの選手に負けてしまった。ボロ負けだったとは思わないわ。去年は無かった、ああいうトップ選手との経験を得られた。それは天と地の差があると思う」

アンドレスクはプロ選手としてだけではなく、人間としても成長できたと感じているようだ。昨年よりも、試合でのパフォーマンス低下や、トップクラスのテニス選手としての人生に付随する様々なことにうまく対処することができたという。人として成熟できたと実感した背景には、自立した1人の人間として考え、振る舞うことに焦点を当てようという姿勢があった。

「去年と比べて、確実に私は成長することができたわ。すべてのことにうまく対処できていると感じるの。つまり、敗北やもっと言えば勝利にも、そしてメディアにね。ただ私らしい、独立した1人の人間であろうとしたの。コートの外でもそうよ。毎日良くなっていると感じるし、様々な経験をして、多くの視点を得て、より健全な形で色々なことを学んでいるわ」

4月の「WTA500 シュトゥットガルト」で復帰してからの過程に満足しているとしながらも、アンドレスクは今後の重点的に取り組みたい要素としてサーブを挙げた。

「技術的には、サーブを上達させたいとずっと思っているわ。ショットの選択についても改善の余地がある。全体的には、ここまで来られたことにすごく満足している。身体的にもね」とアンドレスクは語った。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「全米オープン」でのアンドレスク
(Photo by Sarah Stier/Getty Images)

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