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世界6位の27歳サカーリ、シーズン初めに厳しい一年になると警告を受けていた

「WTA1000 インディアンウェルズ」でのサカーリ

テニスの世界ランキング6位のマリア・サカーリ(ギリシャ)は今シーズンの初めに、逆境や困難に見舞われるだろうと元世界女王アンジェリック・ケルバー(ドイツ)から警告を受けていたと明かした。2021年9月に26歳にして初めて世界トップ10入りを果たしたサカーリは、今シーズンには世界3位に到達。

しかし、サカーリにとって2022年シーズンは逆境や困難、そして浮き沈みに満ちたものであった。3月下旬に世界3位となった後、サカーリはパニック発作に見舞われるようになり、近しい人々を避けるようになった。米テニスメディアTennis World USAが報じた。

「初めてトップ10に入った時は、その次のシーズンが一番厳しいものになると思う。実は、“全豪オープン”で一緒に練習した時に、ケルバーがトム(サカーリのコーチ)に言ったの。今シーズンの幸運を祈ってる、一番厳しいシーズンになるだろうからって。彼女が初めてトップ10でシーズンを終えた後、次のシーズンは世界10位前後で終えていた」

「だから警告してくれたの。もちろん、今シーズンがこんなに厳しいものになるとは知らなかったけど、やっぱり今年は本当にたくさんのことがうまくいかなかった。でも同時に、なんとか自分を正しい方向に進ませることができた。世界ランキング10位以内で、最高の選手の一人として一年を終えることができて誇らしいわ」とサカーリはWTA Insiderの取材で語った。

2019年にツアー初タイトルを獲得したサカーリは、今年4度決勝に進出したが2度目の優勝にはあと一歩届かなかった。グランドスラムでは昨年2度ベスト4入りを果たして今季は更なる躍進が期待されたが、1月の「全豪オープン」での4回戦進出が最高成績で、「全仏オープン」と「全米オープン」では2回戦敗退に終わってしまった。

それでもシーズン末にかけて、サカーリは特筆すべき成果をいくつか残した。「WTA250 パルマ」と「WTA1000 グアダラハラ」で準優勝して、「WTAファイナルズ フォートワース」の最後の出場枠を掴むことができた。この栄えあるシーズン末の大会で、サカーリは3勝0敗の成績でグループステージをやすやすと通過した。

だがグループステージに続く準決勝では、カロリーヌ・ガルシア(フランス)を相手にいいところを見せられなかった。ガルシアに3-6、2-6で敗れ、サカーリの2022年シーズンは正式に幕を下ろした。昨年「WTAファイナルズ」に初出場を果たした時も、サカーリはベスト4に進出し、そこで大会を去っていた。

シーズン終了後にサカーリは思い出の写真や動画と共にInstagramを更新。「今シーズンは学びのプロセスだった。チームに、スポンサーに、そして今年もずっと支えてくれたみんなのサポートにとても感謝してる。学びながら成長して、旅は続いていく。来年もっと強くなって戻ってくるのが待ちきれない!」と綴っている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「WTA1000 インディアンウェルズ」でのサカーリ
(Photo by Robert Prange/Getty Images)

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