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カサキナとの直接対決を制したガルシア、5年ぶり2度目のベスト4!シフィオンテクが3連勝[WTAファイナルズ]

「WTAファイナルズ フォートワース」でのガルシア

現地5日に行われたシーズン最終戦「WTAファイナルズ フォートワース」(アメリカ・フォートワース/10月31日~11月7日/ハードコート)6日目、シングルス・ダブルスのベスト4が出揃った。WTA(女子テニス協会)公式ウェブサイトが報じている。

シングルスに出場する8人の選手たちは、まず4人ずつの2グループに分かれて総当たり戦を戦い、その後に各グループの上位2人、計4人がトーナメント方式で優勝を争う。大会6日目のシングルスでは、トレーシー・オースティン・グループに属する4人の第3戦が行われた。

第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が2連勝でベスト4進出をすでに確定させており、準決勝への残る1枠を争う第6シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)と第8シードのダリア・カサキナ(ロシア)が第3戦で直接対決。ブレーク合戦となった第1セットを取ったのは「試合開始直後から集中しておくことが重要」と語っていたカサキナだが、第2セットでは第3ゲームからガルシアが5ゲームを連取してセットカウント1-1に。そして第3セットはガルシアが先にブレークしては直後にカサキナが追いつくという展開でタイブレークに突入。ミニブレークの多さで上回ったガルシアが6-4でマッチポイントを握ると、1本目は逃したものの2本目を決め、4-6、6-1、7-6(5)で接戦を制した。

80分に及んだ最終セットを含め、およそ2時間半の熱戦を制したガルシアは、前回出場した2017年に続くベスト4入り。カサキナとの熱戦を以下のように振り返った。

「彼女はおそらく世界で最高の守備力を持っていて闘志あふれる選手だけど、私としてはとにかく前向きに、戦い続けるようにした。お互いのスタイルが正反対だから、いくつもの素晴らしいラリーが続いたわね。第1セットでは彼女が何度もボールを返してきたから、少しパニックになってしまった。第2セットはとても良かった。第3セットは闘いだったわ」

「シーズン最終戦に出られただけでも誇らしかったけど、(ベスト4進出は)間違いなく素晴らしい結果ね。今年はいい一年だと証明することができた。シーズン当初はトップ10やトップ8からほど遠い場所にいたけど、ここまでたどり着くことができたわ。自分のゲームスタイルがうまくいっていることの証だし、この調子で続けていきたい」

敗れたカサキナは今季、第1セットを取った試合では28戦全勝だったが、29試合目にして黒星を喫することに。「もちろんガッカリしているわ。特に第3セットは接戦だったから。素晴らしい戦いができたけど、最後はどちらかが勝たなければならない。悲しいけど、それがスポーツというものよ。私たちのレベルは拮抗していたと思うけど、タイブレークでの1・2ポイントが違いになったわね」

この日行われたシングルスのもう一試合では、シフィオンテクがすでに敗退の決まっていた第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)に6-3、6-0で勝利。シフィオンテクが3連勝でグループ1位となった一方、ガウフはシングルスとダブルスいずれも3連敗でグループステージ敗退に。

18歳のガウフにとって初のシーズン最終戦はほろ苦い結果となったが、元世界女王のリンゼイ・ダベンポート(アメリカ)は若き同胞を以下のように擁護している。「今年の彼女は20大会以上で戦ってきたから、疲れ果てているみたい。シングルスとダブルスで連敗してしまったのは辛かっただろうけど、彼女はまだ18歳だからまた戻ってこられるはずよ。笑顔を浮かべながら楽しんでプレーしてほしい」

グループ1位のシフィオンテクは第7シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)と、グループ2位のガルシアは第5シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)と準決勝で対戦する。シフィオンテクはサバレンカに4勝1敗、ガルシアはサカーリに2勝0敗だ。

一方ダブルスのパム・シュライバー・グループでは第2戦終了時点で4チームすべてにベスト4進出の可能性が残されていたが、最終的に第4シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)/エリース・メルテンス(ベルギー)ペアが1位、第5シードのリューメラ・キッチュノック(ウクライナ)/エレナ・オスタペンコ(ラトビア)ペアが2位でグループステージ突破。

クデルメトワ/メルテンス組は第2シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/ジュリアナ・オルモス(メキシコ)ペアを7-6(5)、6-2で下して3連勝。2連敗スタートだったキッチュノック/オスタペンコ組が第7シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)/アンナ・ダニリナ(カザフスタン)ペアに6-7(7)、6-4、[10-8]で辛勝したことから3チームが1勝2敗となり、僅差でキッチュノック/オスタペンコ組が2位の座を手にした。

準決勝の相手は、クデルメトワ/メルテンス組が第8シードのデズレイ・クラブチェク(アメリカ)/デミ・シヒュース(オランダ)ペア、キッチュノック/オスタペンコ組は連覇を狙う第1シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)ペアに挑む。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「WTAファイナルズ フォートワース」でのガルシア
(Photo by Katelyn Mulcahy/Getty Images)

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