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ポーランドテニス協会会長、未成年選手への不適切な行為やDVで糾弾される

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ポーランドのテニス協会会長を務めるミロスラフ・スクルジプジンスキー氏が、複数の罪に問われている。その中には、未成年の女子選手へのわいせつ行為や娘への暴力、1980年代に活躍した元テニス選手で元妻のレネタ・スクルジプジンスカさんへのDV行為が含まれている。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

スクルジプジンスキー氏は2017年5月20日にポーランドテニス協会会長に就任。地元の有力事業家や弁護士、元議員などの協力を得て、会長の座を手に入れたと言われている。

ポーランドのニュースサイトOnetの取材によると、スクルジプジンスキー氏はテニスクラブで未成年の女子に不適切な行為を行っていたという。過去にそのクラブで練習していたある女子選手が告発した。

「14歳の時に、彼に初めて触られました。彼は胸やお尻、股間を触ってきました。今でも彼の笑い声を思い出します。彼は遊びだと思っていたのです。彼に何度触られたでしょうか?数年後、私の記憶のほとんどは否定されました。ですが、少なくとも何回かは痴漢行為があったと私は確信しています」と匿名の女性は語った。

さらに、スクルジプジンスキー氏が選手を指導する時には、性的なコメントが多かったことも明かした。彼は、「大きな胸だ!」「胸が育っているな!」「大きな尻だ!」「女が“ノー”という時は“イエス”ということさ」など性差別的な発言を繰り返していたそうだ。

スクルジプジンスキー氏が暴力的な振る舞いをしていたのは若い女子選手にだけではなかった。Onetの調査によると、家族にも手を上げていた。娘のエベリーナさん(仮名)は、スクルジプジンスキー氏と対立するグループが運営するとされるFacebookページにメッセージを送り、父親に頻繁に暴力を受けていたことや、父親が小さな問題でも家族の前では攻撃的な言動をとっていたことを明かした。エベリーナさんは目の周りや身体にできた痣の写真も送っている。

「ミロスラフ・スクルジプジンスキーが本当はどういう人か知りたいですか?写真を送ります。何かがうまくいかないと、家族の前ではとても攻撃的になります…(中略)…一度だけでなく、何度も暴力をふるわれました。暴力を受けた時はすべて写真に残してあります。今まで送らなかったのは彼を恐れていたからですが、我慢も限界を超えました」とエベリーナさんは綴った。

それ以前にも、元妻スクルジプジンスカさんの母のサビーナさんも、スクルジプジンスキー氏が身体的・精神的暴力で妻や子供を苦しめていると告発したことがある。彼の元義母にあたるサビーナさんは、何度も警察や検察にDVを訴えたが、みなスクルジプジンスキー氏を信じて誰も動いてくれなかったと語った。

Onetの報道によると、スクルジプジンスキー氏は家族へのDVや他の罪についてもすべて否認しているという。

「私は家族に対して暴力を振るったことはありません。元義母は精神障害を抱えています。彼女は、私が彼女の娘と18年前に離婚したことで、私に恨みを抱いているのです。私個人への攻撃には慣れてしまいました。私がポーランドのテニス協会会長に就任してから、40社以上のスポンサーや協力企業を獲得し、テニス協会の収益が2倍以上になったという事実を不満に感じている人がいるのは明らかです」とスクルジプジンスキー氏は声明を発表した。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真はイメージ
(Photo by Will Russell/Getty Images)

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