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これまで何種類のサーフェスで開催に?WTAシーズン最終戦にまつわる数字まとめ

2021年「WTAファイナルズ」で優勝したムグルッサ(左)とマルチネスコーチ

10月31日からアメリカのフォートワースで開催されている、今大会で51回目を迎えるシーズン最終戦。この大会にまつわる様々な数字をWTA(女子テニス協会)公式ウェブサイトが紹介している。

12:フォートワースはシーズン最終戦において史上12個目の開催都市。1972年と1973年の最初の2大会はフロリダ州のボカラトンで、1974年から1976年までと2002年から2005年にかけてロサンゼルスで開催されている。1977年から2000年までは、1978年にオークランドで開催されたほかはすべてニューヨークで行われた。

2001年はミュンヘンで開催され、この時に初めてアメリカを離れることに。ヨーロッパではほかにマドリード(2006年と2007年)とイスタンブール(2011年から2013年まで)がホストを務めている。2008年に初めてアジアへ移った大会は2008年から2010年にかけてドーハで行われ、シンガポール(2014年から2018年まで)、深セン(2019年)と続く。新型コロナウイルスの流行により2020年大会は中止、2021年にグアダラハラで復活した際にはこれがラテンアメリカでの初開催となった。

4:シーズン最終戦が行われてきたサーフェスは全部で4種類。ボカラトンでの最初の2大会はクレーコートで行われ、1974年から2000年までは室内のカーペットコートで行われた。2001年以降は、ハードコートで行われた2008年から2010年までのドーハ大会、2021年のグアダラハラ大会を除くすべての大会で屋内ハードコートが使用されており、今年のフォートワースも室内ハードコートとなる。

4:シーズン最終戦で採用されてきた大会フォーマットは全部で4種類。1972年および1974年から1976年まで、そして1983年から2002年までは16人制のノックアウト方式だった。1973年は8人制のノックアウト方式、1979年から1982年までは8人制のダブルエリミネーション方式で、グループ内で先に2勝した選手が準決勝に進出し、対戦相手はコインフリップで決まった。1977年から1978年にかけてと2003年以降は8人制のラウンドロビン(総当たり戦)が採用されている。

24:過去50大会で24人のシングルスチャンピオンが誕生。そのうち複数回優勝しているのは10人で、上からマルチナ・ナブラチロワ(アメリカ/8回)、シュテフィ・グラフ(ドイツ/5回)、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ/5回)、クリス・エバート(アメリカ/4回)、モニカ・セレス(アメリカ/3回)、キム・クライシュテルス(ベルギー/3回)、イボンヌ・グーラゴング(オーストラリア/2回)、ガブリエラ・サバティーニ(アルゼンチン/2回)、マルチナ・ヒンギス(スイス/2回)、ジュスティーヌ・エナン(ベルギー/2回)。

7:シーズン最終戦で連続優勝を果たした選手は全部で7人。ナブラチロワ(1978年と1979年、その後1983年から5連覇)、セレス(1990年から3連覇)、エバート(1972年と1973年)、グラフ(1995年と1996年)、クライシュテルス(2002年と2003年)、エナン(2006年と2007年)、セレナ(2012年から3連覇)がこの偉業を成し遂げている。

4:グランドスラムでの優勝経験がない一方でシーズン最終戦を制したことのある選手は全部で4人。Sylvia Hanika(ドイツ/1982年)、アグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド/2015年)、ドミニカ・チブルコバ(スロバキア/2016年)、エリナ・スビトリーナ(ウクライナ/2018年)だ。また、エバート、ナブラチロワ、サバティーニ、ヤナ・ノボトナ(チェコ)、クライシュテルス、アメリー・モレスモー(フランス)、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)の7人はグランドスラムよりも先にシーズン最終戦で優勝を飾っている。

14:1972年以降に複数のグランドスラムタイトルを獲得している選手のうち、シーズン最終戦で優勝していなかった(もしくは今もまだ優勝していない)選手は全部で14人。その顔ぶれはバージニア・ウェイド(イギリス)、ビリー・ジーン・キング(アメリカ)、マーガレット・コート(オーストラリア)、ハナ・マンドリコバ(チェコ)、アランチャ・サンチェス ビカリオ(スペイン)、メアリー・ピアス(フランス)、ジェニファー・カプリアティ(アメリカ)、スベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)、リー・ナ(中国)、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)、シモナ・ハレプ(ルーマニア)、大坂なおみ(日本/フリー)、そして今年の大会に第1シードとして出場しているイガ・シフィオンテク(ポーランド)だ。

8:前述の通り2003年にラウンドロビン方式が再導入されて以来、シーズン最終戦で無敗優勝を果たした選手は全部で8人。クライシュテルス(2003年)、エナン(2007年)、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ/2008年)、セレナ(2009年・2012年・2013年)、ペトラ・クビトバ(チェコ/2011年)、スビトリーナ(2018年)。なお、セレナは2012年の優勝時に全5試合で1セットも落とすことなく頂点に立っている。

また、8人のチャンピオンが4勝1敗で優勝を飾っており、そのうちマリア・シャラポワ(ロシア/2004年)、モレスモー(2005年)、エナン(2006年)、クライシュテルス(2010年)、ウォズニアッキ(2017年)の5人はラウンドロビンの最終戦で唯一の敗戦を喫した。ラウンドロビンの第2戦を落としたのはセレナ(2014年に対ハレプ)とアシュリー・バーティ(オーストラリア/2019年に対オランダのキキ・バーテンズ)の2人。そしてガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は、2021年のラウンドロビンの第1戦でカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に敗れたものの以降の4試合すべてで勝利してタイトルを獲得しており、そのような例は彼女だけとなる。

ラウンドロビンでの最初の2試合に敗れたところから3勝2敗でタイトルを獲得したのは2015年のラドバンスカと2016年のチブルコバ。どちらもラウンドロビンの最終戦でハレプを破って準決勝に進出していた。

3:シーズン最終戦で争われた5セットマッチは全部で3試合。1984年から1998年まで決勝戦では5セットマッチが採用されており、3つの試合が第5セットまでもつれ込んでいる。1990年にセレスがサバティーニに6-4、5-7、3-6、6-4、6-2で勝利した試合、1995年にグラフがアンケ・フーバー(ドイツ)に6-1、2-6、6-1、4-6、6-3で勝利した試合、そして1996年にグラフがヒンギスを6-3、4-6、6-0、4-6、6-0で破った試合だ。

セレスがサバティーニを下して優勝した1990年の決勝の試合時間は3時間47分に及び、シーズン最終戦の試合としては最長。3セットマッチとしての最長試合は2012年にラドバンスカがラウンドロビンでサラ・エラーニ(イタリア)を6-7(6)、7-5、6-4で破った試合で、こちらは3時間29分かかっている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「WTAファイナルズ」で優勝したムグルッサ(左)とマルチネスコーチ
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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