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テニスをする誰もが実践できる?ブルックスビーの強さの秘密とは

「全米オープン」でのブルックスビー

テニスの世界ランキング49位、22歳のジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)は、純粋な運動能力よりもむしろ努力と頑固な競争力で勝利を掴む。これによって彼が最高に優雅な選手になることはないかもしれないが、我々にとって共感しやすい選手となっている。ブルックスビーのプレースタイルから学べる3つのことを、米テニスメディアBaselineが紹介している。

1.対戦相手を知る
多くの選手は、ネットの向こうにいる対戦相手が誰であろうと、「自分のテニスをする」ことさえできれば問題ないと信じている。ブルックスビーとコーチのジョセフ・ギルバート氏は違う。ギルバート氏はブルックスビーの対戦相手を映像でじっくり観察し、試合前には毎回共に話し合う時間を作り、その相手を崩すためにどんなショットやパターンや戦術を使うべきかを具体的に話す。「僕の超能力は、他の人の弱点を利用することだと思う」とブルックスビーは言う。

やってみよう: 映像がなかったとしても、対戦相手のプレーを観察するか、対戦経験のある人と話す。ポイントを作り出し、相手が好まない位置にボールを打ち込むために、自分のプレーをどう調整できるか、具体的な方法を考える。戦術的に考えることも、自分の思考を満たして能動的でいるためのいい方法だ。

2.正しいプレーを遂行し続ける
ギルバート氏は、バスケットボールのゴールデンステート・ウォリアーズに関するたとえ話をする。「ウォリアーズがあちこちボールを回した後に3ポイントシュートを90%の確率で決めるとして、すぐにシュートした時にはその確率が40%だとしたら、彼らは何をするべきだと思う?ボールを回すべきだ、当然ね」

やってみよう: ギルバート氏の例はテニスにおいても同じく真実だ。一度ゲームプランを決めたら、あるいは相手に対してうまく機能するパターンを見つけたら、忍耐強くそれを続け、早々と安直なウィナーを狙うのは避ける。攻め込みたい誘惑にかられるものだが、長い目で見れば高確率のプレーの方が効果的だとギルバート氏は考えている。

3.弱点をなくす
もちろんこれは野心的だが、弱点を最小化するためにできることは何だってやるべきだ。武器を持つことが近年の流行で、たいていのプロ選手の目標は、できるだけ多くのフォアハンドを打ち、バックハンドの数を減らすことだ。これはギルバート氏とブルックスビーのアプローチではない。ギルバート氏は、フォアハンド側とバックハンド側からのスライスやドロップショットを含めて、全てのショットを自信を持って打てることによって、ブルックスビーの戦術面での多彩さが増すと考えている。より多くのショットを打てるようになれば、その分、様々な対戦相手に適応する方法が増えるのだ。

やってみよう: 自分の武器を増やすことを決してやめず、利用できると思えるショットを手にしたとしてもよしとせず、自分が身に着けられない技術があるなどと決して思わないことだ。スピードは教えられるものではないが、フットワークは教えられる。力強さは教えられないが、アングルを使って速さを別方向に振り向けることは教えられる。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全米オープン」でのブルックスビー
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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