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ワウリンカがルーネを「コートの赤ちゃん」と呼ぶ!?

2020年「全豪オープン」でのワウリンカ

「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月31日~11月6日/室内ハードコート)の初戦で元世界ランキング3位のスタン・ワウリンカ(スイス)が世界18位のオルガ・ルーネ(デンマーク)を「コートの赤ちゃん」と呼んだとして話題になっている。米テニスメディア Tennis.comなど複数のメディアが報じた。

シーズン最後のマスターズ1000大会にプロテクトランキングで出場した現在世界153位のワウリンカは、第2セットで2度、第3セットで1度マッチポイントを握るも、6-4、5-7、6-7(3)で19歳のルーネに敗れた。ネット際で握手を交わした際に、ワウリンカはルーネの手を握りながら相手の耳元でしばらく話していた。その直後のルーネの表情は硬く、のちにワウリンカがルーネに対して「コート上で赤ちゃんみたいに振る舞うのは止めた方がいい」と告げたとソーシャルメディア上で伝えられている。

ここ1ヶ月あまりでルーネは「ATP250 ソフィア」「ATP250 ストックホルム」「ATP500 バーゼル」と3大会続けて決勝進出を果たしており、ストックホルム大会では第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を下して今季2個目のタイトルを手にした。シーズン初めは世界100位以下だったルーネは現在世界18位と、この一年でランキングを一気に上げてきた。

そんな大躍進の一方、ルーネはコート上の態度の悪さでもたびたび話題となっている。「全仏オープン」の準々決勝で第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)に敗れた際のルーネは、試合終了後に素っ気なく握手をするだけで、ネット越しにルードと言葉を交わすことや相手を労って背中を叩くこともなかった。試合中に審判の明らかに正しいコールに疑問を呈するルーネをルードが注意したことがきっかけで、険悪なムードになっていたという。

ルーネはさらに、第3シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦したバーゼル大会の決勝で、ある判定をめぐって主審に暴言を吐き、それだけでは飽き足らずSNS上でも不満をぶちまけた。オジェ アリアシムが第1セットを6-3で取った後、第2セットは接戦となり、ゲームカウント5-5で迎えたルーネのサービスゲームが事の発端だ。問題となったのは、デュースとなった重要な場面でルーネがサーブを打った直後、オジェ アリアシムの背後のスクリーンに表示されていたスポンサーのロゴが一度消え、また表示されたこと。本来であればこれは妨害行為と見なされ、そのポイントはやり直しとなるはずだとルーネは主張。しかしポイントはやり直されず、これをモノにしたオジェ アリアシムが続くポイントも決め、ブレークに成功している。

ブレークされた後でベンチに戻ったルーネは、注意を怠ってスクリーンを見ていなかったとして、放送禁止用語を連発しながら主審を罵っている。これに対してテニスファンの一部がTwitterでルーネの態度を批判したところ、ルーネは暴言交じりで個別に反論し、問題の場面を切り取ったアップの動画まで添えるという執拗さを見せた。さらなる火種を撒いたルーネに対しては、「審判だって人間」「君はなんて傲慢な人なんだ」「こんなやり方じゃファンは集まらない。もっとプロらしくしろ」といったコメントが寄せられている。

ワウリンカのルーネに向けた発言はこのような経緯があってのことだと思われるが、皮肉にも、ワウリンカもかつて同じように大人げない態度を指摘されたことがある。2014年の「ATPファイナルズ」準決勝でロジャー・フェデラー(スイス)と対戦したワウリンカは、騒がしいフェデラーのコーチングボックスに向かって文句を言ったところ、フェデラーの妻ミルカさんに「弱虫」と叫ばれていた。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2020年「全豪オープン」でのワウリンカ
(Photo by TPN/Getty Images)

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