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元世界21位シルステアが語る「トップ20位で外見が良い方が外見が良くなくて1位よりもいいと言われた」

2021年「WTA250 イスタンブール」でのシルステア

トップクラスのテニス選手は、大会で得られる賞金の他に様々なスポンサーからの契約金を得て生計を立てている。元世界ランキング21位のソラナ・シルステア(ルーマニア)によると、テニス選手の市場価値を左右するのは実はコートでの能力の高さだけではなく、他の要素が大きく関わってくるという。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

ポッドキャスト番組La Fileuに出演したシルステアは、あるスポーツ用品メーカーと契約した際に、トップ20位以内で外見が良い方が世界ランキング1位で外見が良くないよりもいいと重役らが発言したことを明かした。

「例えば覚えているのは、あるウェアのスポンサーと契約した時のこと。いつも彼らは、私がアスリートとしては外見が良いことに触れるの。彼らは、”トップ20位で外見が良い方が、外見が良くなくて1位であるよりも良いんだ!”と言ったわ」

シルステアは彼らになぜそう思うのか尋ねた。それに対し、重役らはトップ20の選手であれば毎週大会に出場するから、十分に人に見てもらう機会があるから、と答えたという。ダブルスタンダードとも取れるコメントだが、シルステアはこの発言に一定の理解を示した。

「なぜなら、トップ20であれば見られる機会があるからだと言うの。24時間、毎週、すべての大会に出ているわけだから。そして“美しくてトップ10、トップ20である方が、美しくなくてNo.1であるより良い”って言われたわ。まあ彼らももちろん、ノルマがあるからね。これは市場だから」

さらにシルステアは選手の地域性も重要だと語った。シルステアによると、アメリカや中国、日本出身の選手の方が、例えば東ヨーロッパ出身の選手よりもずっと高所得になる可能性が高いそうだ。

また、選手の性格も選手の市場性を測る上で無視できない要素だという。世界38位のシルステアは、選手がどのようにファンに自分を見せるかということが、最終的な所得の差に大きく影響するという自身の考えを明らかにした。

「例えば、一番お金を稼げるのはアメリカ人、中国人、そして日本人!例えば日本人選手の大坂なおみ(日本/フリー)。ここ最近で、すべてのスポーツの中で彼女が最も稼いだ選手だった。まさに市場ね!イギリスもいいわ、スペインもそう」

「東ヨーロッパではあまり大きなお金は稼げない!みんな同じではないし、その人自身の性格も大きく影響する。どうやって人を感動させるか、自分をどう見せるのか。そういうことも重要ね」

現在世界38位、32歳のシルステアは、当時の会社とは違う会社のウェアを身に着けているようだ。

先日、シルステアと同じルーマニア人選手のシモナ・ハレプ(ルーマニア)がドーピング検査で陽性となり、暫定的な出場停止処分が言い渡された。だが、シルステアはハレプが自分から禁止薬物を口にするとは思えないと語り、ハレプの無実を信じていると断言。

「私たちは親友ってわけではないけれど、10年以上シモナとは知り合いで彼女のことはよく知っている。彼女は誠実で、自分の意志で違反薬物に手を出したりは絶対にしないと強く信じている。テニスというスポーツは、競争よりもフェアプレーを象徴しているの。彼女は素晴らしい選手で、その評価は彼女自身が実力で勝ち取ったものだと思うわ」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「WTA250 イスタンブール」でのシルステア
(Photo by Onur Coban/Anadolu Agency via Getty Images)

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