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1位キープを狙うアルカラスにジョコビッチが警告

「ATP250 ベオグラード」でのジョコビッチ

世界ランキング1位のままシーズンを終えたいと宣言するカルロス・アルカラス(スペイン)だが、世界2位につけているラファエル・ナダル(スペイン)がその座を奪う可能性があるとノバク・ジョコビッチ(セルビア)が警告した。英Express紙など複数のメディアが報じている。

19歳のアルカラスは「全米オープン」で優勝し、直後の9月12日に更新されたランキングで史上最年少の世界王者になって以来、その座を守っている。アルカラスがナダルに920ポイントの差をつけている中、今季ランキングポイントを稼げるツアー大会は残り4つ。「ATP500 バーゼル」(スイス・バーゼル/10月24日~10月30日/室内ハードコート)、「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月24日~10月30日/室内ハードコート)、「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月31~11月6日/室内ハードコート)と、アルカラスとナダルのどちらも出場権を得ている「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月13日~11月20日/室内ハードコート)だ。

ナダルは足の怪我により8月に昨シーズンを終えていたため、今季残りシーズンに失うポイントはない。一方のアルカラスは昨年、「ATP500 ウィーン」でベスト4、「ATP1000 パリ」で3回戦まで進んだが、シーズン最後には「Nitto ATPファイナルズ」ではなくポイントが付与されない「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」に出場していたため、年内に守るべきポイントはウィーン大会とパリ大会で獲得した合計270ポイント。そんなアルカラスは現在「ATP500 バーゼル」に第1シードとして出場しており、初戦から世界45位のジャック・ドレイパー(イギリス)に苦戦を強いられるも、3-6、6-2、7-5で逆転勝利、2回戦では世界35位のボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)にストレート勝ちを収めている。この大会前にアルカラスは「僕の目標はすべての大会で優勝して世界1位を維持すること」と明言していた。

今後アルカラスとナダルの順位を大きく左右するのは「ATP1000 パリ」と「Nitto ATPファイナルズ」で、優勝者には前者で1,000ポイント、後者は最大で1,500ポイントが付与される。コーチのカルロス・モヤ(スペイン)によれば、怪我から順調に回復しているナダルは両方とも出場する予定だそうで、アルカラスも出場すると報じられている。

長年ナダルとしのぎを削ってきたジョコビッチが二人のトップ争いについて、「きっとナダルは最後までアルカラスを王座から引き下ろそうとするだろうし、彼にそのチャンスはあると思う」とアルカラスに警告を送った。そんなジョコビッチ自身も本来ならこのトップ争いに加わっていたかもしれない。新型コロナワクチンを受けていないジョコビッチは今シーズン、「全豪オープン」や北米大陸で行われた「全米オープン」と4つのマスターズ1000大会を逃している。さらに彼は「ウィンブルドン」を制したものの、今年はランキングポイントが付与されなかったため、昨年の優勝で得た2,000ポイントを守ることができなかった。ジョコビッチ自身もその打撃を認めているが、すべては「もしも」の話だとして現状を受け入れているようだ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP250 ベオグラード」でのジョコビッチ
(Photo by Nikola Krstic/MB Media/Getty Images)

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