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ジャバーのチームが着ていたTシャツに書かれた「ヤラハビビ」とは?

「ウィンブルドン」でのジャバー

「全米オープン」決勝に進出したオンス・ジャバー(チュニジア)には、プレーヤーボックス席から多くの声援が送られていた。SNSでは、ボックス席に座る人々が「ヤラハビビ(Yalla Habibi)」と書かれたTシャツを着用していたことが話題に。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

「ヤラハビビ」は、アラビア語で「頑張れ、愛する人」と言う意味だ。ジャバーのコーチであるイッサム・ジェラリ氏、ジャバーの夫カリム・カモウン氏もこのTシャツを着用し、世界女王と戦うジャバーに声援を送った。ラファエル・ナダル(スペイン)の「バモス!」やノバク・ジョコビッチ(セルビア)の「イデモ!」と同じく(それぞれスペイン語とセルビア語で行こう!の意)、「ヤラハビビ!」はジャバーのファンたちの定番の掛け声になってきている。

ジャバーの「全米オープン」は実に充実したものだった。第5シードとして出場したジャバーはマディソン・ブレングル(アメリカ)とエリザベス・マンドリク(アメリカ)をストレートで下し、第31シードのシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)には1セットダウンから逆転勝ち。そして第18シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)に7-6(1)、6-4で勝利してベスト8に進出。

準々決勝ではアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-4、7-6(4)で退け、準決勝では今年3大会で優勝を飾り絶好調のカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-1、6-3で倒して、グランドスラム2大会連続で決勝進出を果たした。決勝でジャバーは特に第2セットで粘りを見せ健闘したが、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)に2-6、6-7(5)で敗れた。

試合後の記者会見でジャバーは、「全米オープン」決勝は受け入れるのに少し時間がかかる苦い敗戦だと語った。だが、ツアー大会初優勝もなかなか実現しなかった過去を持つジャバーは、初めてのグランドスラム優勝に向け今後も努力していくことに変わりはないそうだ。

「“ウィンブルドン”はもちろん辛かった。今回のも辛くなるでしょう。少し眠れるようになったと言えるまで数日かかる。これはテニスの一部、勝つのも負けるのも。幸運なのは、これが私だということ。ツアー大会で初めて優勝するのも苦労した、時間がかかった。だからこれも時間がかかるんだと思うわ」

さらに、ジャバーはグランドスラムで複数回優勝できるよう最大限の努力をすると宣言し、今後もっと多くの決勝に進出するつもりだと語った。

「いちばん大事なのは受け入れること、でしょ?負けた決勝から学ぶこと」と28歳のジャバーは続けた。「でも絶対に諦めることはない。また決勝の舞台に立てると確信している。そして勝てるようベストを尽くすわ。勝てるかはわからないけれど、ベストを尽くすことはわかっている。来月、そして再来月に私がどういう人間になっているかわからないけど、進化することは間違いないわ。私は諦めない。今後、多くの決勝が訪れるってわかっているから」

「全米オープン」での好成績によりキャリアハイの世界ランキング2位に復帰したジャバーは、来週初めて出場するシーズン最終戦「WTAファイナルズ フォートワース」(アメリカ・フォートワース/10月31日~11月7日/ハードコート)に挑む。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのジャバー
(Photo by Rob Newell - CameraSport via Getty Images)

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