ニュース News

パリ大会へナダルは準備中。2週連続優勝のジョコビッチ「調子はいい」

2021年「全仏オープン」でのジョコビッチとナダル(左より)

シーズンが終わりに近づく中、ラファエル・ナダル(スペイン)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)の年内のスケジュールが話題となっている。英スポーツメディア EUROSPORTなど複数のメディアが二人の近況を報じた。

前者のコーチであるカルロス・モヤ(スペイン)によれば、ナダルは怪我から順調に回復しており、今月末から始まる「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月31~11月6日/室内ハードコート)と「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月13日~11月20日/室内ハードコート)に出場する予定だという。今年のナダルは慢性的な足の痛みと闘いながらも、「全豪オープン」と「全仏オープン」で優勝してグランドスラムタイトルを22個に増やし、「ATP250 メルボルン」と「ATP500 アカプルコ」も制するなど、シーズン前半に見事なカムバックを見せた。

ところが、新たに腹部を痛めて「ウィンブルドン」の準決勝を前に棄権、1ヶ月半ほどツアーを離れたのちに出場した「ATP1000 シンシナティ」では当時世界ランキング152位のボルナ・チョリッチ(クロアチア)を相手に初戦敗退を喫した。続く「全米オープン」では4回戦で世界26位だったフランシス・ティアフォー(アメリカ)に敗れている。

それ以降でナダルがプレーしたのは、長年のライバルであり友人でもあるロジャー・フェデラー(スイス)の引退試合となった「レーバー・カップ」でのフェデラーとのダブルスの一試合だけだが、最近のナダルのトレーニングは順調だとモヤは言う。また、ナダルの足の怪我の治療に当たってきた主治医も、「彼はしっかりと練習できていて、シーズン終盤に向けてのスケジュール通りに進んでいる」と、明るいニュースを伝えている。

なお、ナダルは「ATP1000 パリ」では2007年の準優勝が最高成績だが、ここと同じく優勝経験がない「Nitto ATPファイナルズ」でいい結果を出せれば、年末ランキングで現在1位のカルロス・アルカラス(スペイン)を抜いてトップに立てるかもしれない。

一方、ジョコビッチは「ATP1000 パリ」に出場することを自ら認めている。新型コロナワクチン未接種のため北米大陸での大会をすべて欠場したジョコビッチは、ナダルと同じく「レーバー・カップ」を除くとおよそ2ヶ月半も公式戦でプレーしていなかったにもかかわらず、「ATP250 テルアビブ」と「ATP500 アスタナ」の合計9試合で1セットも落とさずに優勝した。

「パリに行くよ。それとシーズン最終戦のために準備してきたからね。調子はいい。テルアビブとアスタナで2週続けて優勝できたことで自分のテニスに対する自信、モチベーションが高まった。今シーズンはこれまでとはかなり異なる展開だったけど、できる限り最高の形で終えたいと思っている」と述べている。

「Nitto ATPファイナルズ」出場を懸けたレースランキング、ジョコビッチは本来であれば出場圏外となる10位だが、グランドスラム覇者であれば20位以内に入ればOKという条件を満たしているため、出場権が与えられている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「全仏オープン」でのジョコビッチとナダル(左より)
(Photo by Julian Finney/Getty Images)

WOWOWテニスワールド編集部

WOWOWテニスワールド編集部

facebook twitter

速報や最新ニュース、グランドスラム、ATP、WTAなどの大会日程と試合結果情報など、テニスのすべてをお届けします!

WOWOWテニスワールド

  1. Home
  2. ニュース
  3. パリ大会へナダルは準備中。2週連続優勝のジョコビッチ「調子はいい」