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オジェ アリアシムが2週連続優勝で9位に。西岡はキャリアハイを更新!

「ATP500 アカプルコ」での西岡

ATP(男子プロテニス協会)は24日、最新の世界ランキングを公表。新たな怪我により年内復帰を断念した錦織圭(日本/ユニクロ)が先週から世界ランキング圏外となっている一方、「ATP250 アントワープ」(ベルギー・アントワープ/10月17日~10月23日/室内ハードコート)でベスト8入りを果たした西岡良仁(日本/ミキハウス)は順位を2つ伸ばしてキャリアハイ更新の37位に位置している。

そのアントワープ大会では、第2シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が決勝でノーシードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-3、6-4で下し、今季3冠目を手にした。前週の「ATP250 フィレンツェ」でも優勝していたオジェ アリアシムは、今大会で連勝を8に伸ばし、そのうち6試合はストレート勝ちと好調を維持している。順位は1つ上げて9位となり、今年8月に更新した自己ベストの8位が目前に。また、シーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月13日~11月20日/室内ハードコート)への出場をかけたレースランキングでは現在7位につけており、同8位のテイラー・フリッツ(アメリカ)との差を180ポイントから340ポイントへと広げている。

前週の「ATP250 ヒホン」に続き準優勝のコルダは、3ランクアップの33位。プロテクトランキングを使って出場した元世界3位のドミニク・ティーム(オーストリア)は、準決勝でコルダに敗れたものの順位は19アップで113位となり、今年5月以来のトップ100復帰が見えてきた。同じくベスト4入りしたノーシードのリシャール・ガスケ(フランス)は、82位から74位へ浮上。

前回チャンピオンのヤニク・シナー(イタリア)は、今月頭に足首を負傷しツアーから離脱していたためタイトル防衛ならず。250ポイントを失ったが、順位は12位をキープ。シナーは本日開幕した「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月24日~10月30日/室内ハードコート)で復帰予定だ。

コートが整備されていない点やスケジュールの遅延など問題続きだった「ATP250 ナポリ」(イタリア・ナポリ/10月17日~10月23日/ハードコート)の決勝は、第2シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と第4シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)という地元勢同士の対戦カードに。7-6(5)、6-2で試合を制したのはムゼッティで、今年7月のツアー初タイトルに続く2度目の栄光を掴んだ。「重要な場面でよりいいプレーができた」おかげで6つ上の先輩との初対戦を制した20歳のムゼッティは、「完璧な週だったと思う。1セットも落とさなかったから本当に嬉しいし、試合内容にも満足してる」と振り返った。順位は1つ上がり23位で、キャリアハイを更新。

3ヶ月ぶりに決勝まで駒を進めたベレッティーニは、2ランクアップで14位に浮上した。またレースランキングでは現在13位と、「Nitto ATPファイナルズ」出場権獲得に向けて望みを繋いでいる。ベスト4には第5シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)とノーシードのマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)が名を連ね、前者は2つ順位を上げてキャリアハイ更新の28位、後者は9アップの65位とした。日本人ではダニエル太郎(日本/エイブル)がツアーで今季2度目のベスト8入りを果たし、95位から90位へ上昇。

「ATP250 ストックホルム」(スウェーデン・ストックホルム/10月17日~10月23日/室内ハードコート)の決勝では、第7シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)が第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)に6-4、6-4のストレート勝ちを収め、今年5月の「ATP250 ミュンヘン」に続くキャリア2冠目。19歳のルーネは、世界王者で19歳のカルロス・アルカラス(スペイン)に次いで今年複数のツアータイトルを獲得した2人目の10代選手となった。順位は2アップの25位で、キャリアハイを更新している。

チチパスは今季7回決勝に進んでいるものの、準優勝となるのはこれで5回目で、順位は先週と変わらず5位のまま。第5シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)は準決勝まで勝ち進んだが、ナポリで優勝したムゼッティに1ポイント上回られて順位が入れ替わり、24位に後退。同じくベスト4入りしたノーシードのエミル・ルースブオリ(フィンランド)は52位から43位へ順位を伸ばしており、7月にたどり着いたキャリアハイの42位が目前に迫っている。ディフェンディングチャンピオンである第8シードのトミー・ポール(アメリカ)は2回戦敗退に終わったが、昨年のストックホルム大会は11月に開催されていたため現時点ではポイントの失効はなく、1ランクアップの30位。

そのほかの日本人では、韓国のチャレンジャー大会で初戦敗退を喫した内田海智(日本/富士薬品)が160位から168位へと順位を下げた。

◇   ◇   ◇

【10月24日付最新ATPランキング】
順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1. ← (1) カルロス・アルカラス(スペイン) 6,730
2. ← (2) ラファエル・ナダル(スペイン) 5,810
3. ← (3) キャスパー・ルード(ノルウェー) 5,600
4. ← (4) ダニール・メドベージェフ(ロシア) 5,155
5. ← (5) ステファノス・チチパス(ギリシャ) 5,035
6. ← (6) アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 4,860
7. ← (7) ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 4,320
8. ← (8) アンドレイ・ルブレフ(ロシア) 3,685
9. ↑ (10) フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ) 3,315
10. ↓ (9) テイラー・フリッツ(アメリカ) 3,195
11. ← (11) フベルト・フルカチュ(ポーランド) 3,130
12. ← (12) ヤニク・シナー(イタリア) 2,700
13. ↑ (14) キャメロン・ノリー(イギリス) 2,490
14. ↑ (16) マッテオ・ベレッティーニ(イタリア) 2,465
15. ← (15) パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン) 2,405
16. ↓ (13) マリン・チリッチ(クロアチア) 2,390
17. ← (17) フランシス・ティアフォー(アメリカ) 2,240
18. ← (18) カレン・ハチャノフ(ロシア) 1,945
19. ↑ (20) デニス・シャポバロフ(カナダ) 1,925
20. ↑ (21) ニック・キリオス(オーストラリア) 1,870
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23. ↑ (24) ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア) 1,746

24. ↓ (23) アレックス・デミノー(オーストラリア) 1,745

25. ↑ (27) オルガ・ルーネ(デンマーク) 1,703

28. ↑ (30) ミオミル・キツマノビッチ(セルビア) 1,420

30. ↑ (31) トミー・ポール(アメリカ) 1,330

33. ↑ (36) セバスチャン・コルダ(アメリカ) 1,275

37. ↑ (39) 西岡良仁(日本/ミキハウス) 1,097

43. ↑ (52) エミル・ルースブオリ(フィンランド) 986

65. ↑ (74) マッケンジー・マクドナルド(アメリカ) 775

74. ↑ (82) リシャール・ガスケ(フランス) 720

90. ↑ (95) ダニエル太郎(日本/エイブル) 598

113. ↑ (132) ドミニク・ティーム(オーストリア) 505

168. ↓ (160) 内田海智(日本/富士薬品) 328

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP500 アカプルコ」での西岡
(Photo by Hector Vivas/Getty Images)

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