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フェデラーがシュワルツマンにあげたラケットに「ロシャー」とサインした理由とは?

フェデラーとシュワルツマンが最後に対戦した2017年「ATP1000 上海」

ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は、先月ロンドンで行われた「レーバー・カップ」でのロジャー・フェデラー(スイス)の引退に立ち会った数少ない幸運な選手の一人だ。それだけでなくシュワルツマンはフェデラーから特別な贈り物を受け取っており、その背景にある面白い話を明かしている。スポーツウェブメディア Sportskeedaが報じた。

シュワルツマンはフェデラーの長年のファンであり、彼への敬愛の念を幾度となく口にしてきた。そんなシュワルツマンが記念としてラケットを欲しいとフェデラーにリクエストしたところ、フェデラーはこの願いを聞き入れて彼へのラケットに「ロシャー(Rosher)」とサインしてくれた。

フェデラーが普通とは異なるサインをした理由について、シュワルツマンが最近受けたインタビューの中で説明している。シュワルツマンをはじめとしたアルゼンチンの選手たちは、訛りの関係で「ロジャー」を違った風に発音しており、それがよくフェデラーを笑わせていたという。これが、フェデラーが「ロジャー」でなく「ロシャー」とサインした理由である。

「フェデラーは並外れた人物だ。彼はアルゼンチンの訛りによく笑う。僕らの彼の呼び方のせいでね。つまり、僕らが“ロジャー”を“SH”で発音するせいで。だから僕にくれたラケットには、それにちなんで“ロシャー”と書いてくれたんだ」

なお、シュワルツマンもお返しとしてラケットをあげたそうで、フェデラーが近いうちにシュワルツマンのラケットを使うことを約束してくれたと明かしている。

「“レーバー・カップ”でロジャーにラケットを欲しいと頼んだんだ。僕らはラケットを交換した。彼は今後も友人たちとテニスをするから、僕のラケットを試してみると言っていたよ」

感動的なお別れの際、シュワルツマンとチーム・ワールド(世界選抜)の仲間たちは、フェデラーが所属していたチーム・ヨーロッパ(欧州選抜)と一緒になって、伝説的選手であるフェデラーを肩に担いだ。なお、シュワルツマンは今回のロンドンではフェデラーと対戦しなかったものの、ツアーでは4度顔を合わせており、0勝4敗だった。

「レーバー・カップ」でフェデラーとのお別れに立ち合った別の選手、ステファノス・チチパス(ギリシャ)も、フェデラーのラケットを記念にもらうことができた一人だ。3歳の時からフェデラーのファンで、彼の最後の試合が行われた日の夜はもちろん、翌朝になっても泣いてしまったというチチパスは、憧れの人からもらったラケットと「時々一緒に寝ている」として、ベッドで眠る姿をInstagramに投稿している。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真はフェデラーとシュワルツマンが最後に対戦した2017年「ATP1000 上海」
(Photo by XIN LI/Getty Images)

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