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エバンズ、ダブルスに出られなければデビスカップ欠場も辞さない?

「楽天ジャパンオープン」でのエバンズ

「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」のグループステージで敗れたイギリス代表チームのダニエル・エバンズが、ダブルスの試合に出してもらえないことを理由に、今後の大会欠場も辞さない姿勢を示している。英スポーツメディア Sky Sportsなど複数のメディアが報じた。

現在32歳のエバンズは2009年に「デビスカップ」デビューを果たして以来、11大会に出場。「デビスカップ」のシングルスでは通算30試合でプレーし、イギリスが優勝を飾った2015年大会でも勝利に貢献した。世界ランキング26位のエバンズは世界14位のキャメロン・ノリーに次いでシングルスでのランキングが高いイギリス人選手として今年のチームに参加し、アメリカ、オランダと戦ったグループステージでは1勝1敗を記録している。そんなエバンズは、ダブルスの試合に起用してもらえないことに不満を抱いているようだ。

「イライラしているし、がっかりしている。率直に言って、“デビスカップ”のダブルスに一度も選ばれていないことは、俺に対する侮辱だと感じている。ダブルスに出場した選手を責めるつもりはまったくない。ただ、俺のダブルスでの実力を示すのにわざわざツアーでプレーする必要はないだろう。ダブルスでもちゃんと戦えると思っている。“デビスカップ”の試合ではダブルスのランキングに囚われず、その時々でゲームスタイルに合った人選をするべきだと思う」

エバンズは昨シーズン、同じイギリス人のニール・スクプスキーと組んでマスターズ1000大会のダブルスで決勝に2度進出した。しかしオーストリアのインスブルックで行われた同年の「デビスカップ」のドイツとの準々決勝、キャプテンのレオン・スミスはエバンズにシングルスでプレーするよう求め、ダブルスにはスクプスキーとジョー・ソールズベリーを起用。エバンズは勝利したものの、ノリーとダブルスペアが敗れ、イギリスはベスト4進出を逃している。

エバンズが主にプレーしているのはシングルスだが、ダブルスでも今季18試合に出場しており9勝9敗、「ATP1000 モントリオール」では準優勝を果たしている。にもかかわらず、先月のグループステージで彼が任されたのはまたもシングルスのみで、ダブルスでプレーしたのはシングルス元世界王者のアンディ・マレー、スクプスキー、今年ダブルス世界1位に到達したソールズベリーだった。その結果、ダブルスでは1勝2敗に終わり、イギリスは準々決勝進出とはならなかった。

「オーストリアでもダブルスでプレーしたいという話をした」とエバンズは昨年の大会を振り返る。「ニールとは“デビスカップ”でも組みたいと思って一年間ペアとして大会に出ていたのに選ばれなかった。どうしてダブルスでプレーさせてもらえないのかわからない。悔しいし、さっきも言ったように、侮辱されている気分だ。この先、また同じような状況に置かれてチームとしてふさわしい結果も出せないようなら、出場するかどうかをよく考えてみようと思う。もしかしたらスミスと腰を据えてじっくり話し合うべきかもしれない。もし彼が違う戦略でいきたいと言うのなら、それは彼次第だ。彼がキャプテンなんだから」

エバンズがここまでダブルスにこだわるのは、チームにとってそれが最善であり、イギリスがいい結果を残すことを願ってのことだという。

「自分のためではなくチームのことを思ってのことだから、余計に残念でならない。チームにとって最善だと思うから、ダブルスでプレーしたいと言っているんだ。“デビスカップ”ではチームとしていい結果を残したい。国として活躍することに俺は情熱を注いでいるんだ。“自分がプレーした方が良かったんじゃないか”と思いながらベンチに座っていることが辛かったことだってある。それはあくまでも俺の意見だけど。ダブルスでプレーするかどうか打診されたこともないし、そのうち後悔することになるかもしれない」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」でのエバンズ
(Photo by WOWOWテニスワールド)

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